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二度上を向く

2016/08/24(水) 22:38:15 [自由詩]

 昭和を代表する放送作家永六輔の死去を受け、日本中の放送局が、その作詞による前世紀の歌謡曲を流す。
 どのような地方ローカル局でも、ほぼ、例外は無い。
 多くの場合は「見上げてごらん夜の星を」か「上を向いて歩こう」だ。
 この国の、どこの空にも、この七月には、このどちらかの歌が放たれている。
 
 「上を向いて歩こう」は坂本九の代表作でもある。
 坂本九の命日、それはすなわち日航機墜落事故の忌日のことであるのだが、八月のその日には、日本列島に所在するほとんど全ての放送局が、その放送時間帯において、一度はこの曲を空に向かって放つ。

 すなわち、この夏において、私達は二度、上を向く。

 そのこととは直接には何の関係も無いが、大橋巨泉が死んでいる。
 そのこととは直接には何の関係も無いが、この夏において革新陣営は、敗北を重ね続ける。
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ホッチキさん

2016/04/30(土) 13:55:57 [自由詩]

ホッチキさん
ホッチキ氏
ホッチKiss
ホッチ着せ
ホッチ基礎

夏達の溺死

2015/10/20(火) 20:52:29 [自由詩]

夏の関係者はこの豪雨で、悉く皆溺死した。
夏彦も夏美も、もういない。



告別式は青天で、
羊雲の奴らばかりが参列しています。



香典返しは羊羹です。

変わりたければ

2014/12/11(木) 23:41:03 [自由詩]

変わりたければ、
変わればよい。
変わりたくなければ、
変わらなくても良い。

生物としての人間に課せられるべき規則は、
以上のようなごく簡明なものに過ぎず、
それ以上のことをもし君に要求する人間が現れたなら、
そいつは法律家か、
詐欺師か、
詐欺師の手先なのだ。

×一流 ◎意地流

2014/11/20(木) 06:56:51 [自由詩]

 一流の文学者であるかどうかはともかく、意地流の文学者であるべきだ。

不死鳥と感熱紙

2014/11/19(水) 09:06:31 [自由詩]

 不死鳥の対義語は感熱紙である。
 繊細さ故に、炎ばかりか光にも弱く、保管には専用のアルミ袋を必要とする。
 感熱紙専用プリンターという、限定された条件でなければ、そのアビリティは発動出来ない。
 (それでいて、その属性はゾンビのように悪ではない。あくまでも中立である。)

 不死鳥のようでなければならないと同時に、感熱紙のようでなければならない。

+一

2014/10/17(金) 22:58:11 [自由詩]

九月が
丸くなる。
十月は
干される。
十一月に
王になる。

轢死した手袋

2014/02/11(火) 21:05:05 [自由詩]

手袋の片方が轢死している。
伴侶と再会することは、無い。
春が来ても、無い。
人類が滅亡する日まで、無い。
いつか太陽がその持てる力を全て使い果たし、
赤色巨星と化して地球を呑み込む日が来ても、
無い。
寒い。

秋の果てにおいて

2014/01/10(金) 12:45:43 [自由詩]

秋の果てにおいて、
高架下に存在し続ける
存在を
僕は選んだ。

その新しい日影には、
夢や、
希望や、
野望や、
可能性があるのかもしれないと、
微かに思った。

どこまでも真直ぐに続く新しい暗がりは、
もしかしたら東京に残された、
数少ない本当のフロンティアなのかもしれないと、
ふと思った。

頭上を猛スピードで通過していくのは、
特急列車なのか
中央特快なのかは、
僕にはわからなかった。

地球が何回廻った時?

2013/12/23(月) 10:49:52 [自由詩]

「何時!何処で!誰が!何時何分何秒地球が何回廻った時!」
「その、地球が何回廻った時、というのは、自転のことですかあ?それとも公転のことですかあ?」
「?!」
「自転のことですか?公転のことですか?」
「……」
「えー、もしかして自転とか公転とかって知らないのお?バッカじゃーん!遅れてるう!」
「mjんd;fすちぃえwろあ;hしお;れl:うあぎぼえ;らhpつい!!!!!!!!!!!!!!!ドカばきぐyさ

それ以外に何がある?

2013/12/11(水) 18:09:46 [自由詩]

愛されようが
愛されまいが
生きていかなければならない。
読まれようが
読まれまいが
書き続けなければならない。
単純だ。
それ以外に何がある?

『不純欲望肯定』

2013/07/03(水) 01:43:57 [自由詩]

純粋理性批判の逆は、
不純欲望肯定である。

……それで、いいのか?

持続するもの

2013/02/09(土) 16:40:44 [自由詩]

点滅はしても、
消滅はしない。
休むことはあっても、
止めることはない。

詩人の居場所

2012/10/22(月) 00:42:58 [自由詩]

誰からも愛されないから、詩を書き続ける。

どこにも居場所がないから、詩集を売り続ける。

雪よ止まれ

2012/04/07(土) 08:06:44 [自由詩]

雪よ止まれ、
お前は美しい、
のは誰もが知っているから、
せめて今夜だけは、
まだ西の空で静止していてくれ。
関東平野に来ないでくれ。

星に願いをかけるほどの浪漫主義者でも、
月に祈りを捧げるほどの神秘主義者でも、
ないけれど、
せめて今夜だけは、
表現主義者としての連帯意識に基づいて、
東京の夜を照らしていてくれ。

四年に一日しか存在しないその日の前夜に。
東京湾岸の埋立地において、
一晩中闘い続ける、
一人の親愛なる芸術家のために。 

私は鮫になりたい

2012/03/13(火) 00:55:02 [自由詩]

私は鮫になりたい。
あらゆる言葉、あらゆるフレーズ、
あらゆる詩、自由詩、伝統詩、前衛詩、
短歌、俳句、その他諸々を
無差別に貪欲に、欲するままに食物としたい。
吸引し、咀嚼し、嚥下し、消化したい。
言葉の海をグイグイと遊泳して、
そこに在るものを全て自らの血肉としたい。

周囲の海域を血で染めながら、
ドンドン強く大きくなっていきたい。

(……内省や自己分析は虚無を産む、のだろうか?
そうではなく、内省や自己分析を放棄することが虚無なのだろうか?
わからない。
とにかく前進だ。
前進と食への意志を持つのだ。)

強靭な牙が欲しい。
時には余りにも硬すぎる言葉によって、
牙が欠けることもあるだろうが、
鮫の牙ならば直ぐに再生する。
そんな生命力が欲しい。

そうしてエネルギーに満ち溢れた強靭な肉体から、
兇暴で破壊的な言葉を次々に生み出したい。
大量に解き放ちたい。

表現の海の孤独な捕食者。
非情にして健啖な美食家。
そういう者に私はなりたい。

自称ロックシンガー

2012/02/21(火) 12:21:53 [自由詩]

自己懺悔のフリをした自慢話をするんじゃねえよ、
薄汚い自称ロックミュージュシャンが!
髪切れ!
ウザい!
汚ねえ!

オレは綺麗好きな人間なんだよ!

謙虚さを装ったその自己顕示欲が、
この上無く不潔で耐えられない、薄汚い自称ロックミュージシャンを、
ビール瓶でひたすら殴り続けてやる!

薄汚い自称ミュージシャンの、
脳味噌が飛び散るまで殴り続けてやる。

薄汚い自称ミュージシャンの、
息の根が止まるまで殴り続けてやる。

そんな薄汚い生命体に騙されてついていく女も、
ついでに駆除してやる。
汚物は消毒だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

薄汚い自称ミュージシャンの、
墓を暴いて骨まで踏み砕いてやる。

老人にもRPG(ロープレ)を

2011/12/11(日) 11:13:35 [自由詩]

少年にはバスジャックが許されている。
世界に対する自爆攻撃が認められている。
破壊活動、
刑法犯罪、
闘争もしくは、
逃走もしくは、
疾走。
破滅への旅。

けれども少年は勇者にもなれる。
世界を救う道が残されている。
冒険世界、
幻想空間、
架空人格、
自己実現、
英雄体験。
を、コンピュータゲームは少年に与えてくれる。
成長への旅。

RPGの主人公は、何故だかたいてい少年だ。

老人にはバスジャックが許されている、のかどうかはわからない。
けれども実際に、それは起きてしまった。

そして老人は勇者にはなれないようだ。
コンピュータゲームは老人に与えてくれない。
RPGの主人公は、何故だかたいてい少年だ。

冒険世界、
幻想空間、
架空人格、
自己実現、
英雄体験、
が老人にも必要なのだ。
老人にもロープレを!
すなわち老プレを!!

RPGの主人公は、何故だかたいてい少年だ。
オレはガラフと最後まで旅をしたかったよ。

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