銀座松屋の屋上

2007/11/30(金) 00:51:15 [俳句]

テレ朝で日曜夜にやっている
『素敵な宇宙船地球号』という番組で、
「銀座グリーンプロジェクト」という企画を紹介していた。
何でも、銀座界隈のビル屋上を緑化した上で、
ミツバチを放って蜂蜜まで取ろうという話で、
銀座松屋も屋上スペースを提供しているという。

それで実物を見てみようと思って行ったのだが、
テレビで映っていた感じよりも、
存外に小さくて狭くて、
こじんまりとした印象だった。
まあ、それでも各種の花や野菜はちゃんと植えられていて、
慎重に探すと確かにミツバチもそこに居た。
それ以外の蝶や蛾の姿も見かけた。
ただそれらの昆虫よりも、
土鳩と、特に雀の数がやたらに多くて目立った。

その小さなグリーンスペースから離れた所に、
赤トウガラシが一つぽつんと落ちていたので、
ポケットに入れて持って帰った。



銀座にも赤唐辛子の鮮やかさ
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高橋瞳

2007/11/26(月) 01:57:23 [短歌]

あ、これは、高橋瞳のアニソンだ
ドラッグストアで耳をすませば



「JET BOY JET GIRL」
『地球へ……』の後半クールのオープニングテーマである。
街の普通の空間で
自分が知ってるアニソンがかかると少し嬉しくなる。

晩秋の庭

2007/11/24(土) 00:08:31 [【07-08】雑司ヶ谷下水道水難事件]

マンションの
庭より虫の声も消え
冬迫り来て我如何せん



マンションの
庭より虫の気配消え
なめくじ一匹ぬらりと這うか



朗らかに
年配の庭師草を刈り
洗濯物干す我と話せり

有楽町銀座側変貌す

2007/11/23(金) 01:07:15 [【07-08】雑司ヶ谷下水道水難事件]

有楽町銀座側が激しく変貌している。
区画整理が一通り終わったのか、
有楽町イトシアという
飲食店が多く入ったビルが建っていて、
アメリカから上陸したという
「クリスピー・クリーム・ドーナツ」という店には
二時間待ちの行列が出来ている。
並んでいるのはもちろんほとんど女性である。
街としては、綺麗になったと言うべきであろうか。

かつてこの一角には
有楽町シネ・ラ・セット」という
小さな映画館があった。
ウォレスとグルミット』のシリーズで高名な
イギリスのアードマン・スタジオの
短編クレイアニメーションの特集上映を、
その映画館で見た記憶がある。
今、そのエリアには小さな映画館の跡形など
全く残っておらず、
巨大なパチスロ屋となっている。

私がふと抱く、
そんないささかセンチメンタルな感傷をよそに……



有楽町シネ・ラ・セットの在りし地に
パチスロの電子音
ただ響いて



有楽町クレイアニメの夢の跡



「のぞみ」が通る。

スブラキを食べ損ねる

2007/11/22(木) 06:38:33 [【07-08】雑司ヶ谷下水道水難事件]

東京国際フォーラムの構造を未だに良く把握していない。
建物相互の接続が非常に分かりにくく、親切ではないのだ。
それでも、地上一階のその中庭は最高だ。
晴天の時に空を見上げると、
ガラスの建築物と並木の緑が
青空にこのうえなく美しく映える。
両側の建築物によって上空の視界が制限されていることが
緑と青をより一層濃いものに感じさせる。

その中庭に、いつの頃からかワゴン車の
屋台村が出来るようになった。
世界各国の、色んなファストフードが売られている。
ある日その中に、「スブラキ」という見かけない食べ物を発見する。
何でもギリシア風のハンバーガーで、
牛肉ではなくラムを用いているらしい。
それなら牛肉嫌いの私でも食べられると注文したら、
まだ準備中だという。

用事をすませて再びそのワゴンを訪れた時には、
既に売り切れで店じまいだった。
残念である。



スブラキ」を食いはぐれても秋の空



(ここでは近年、ゴールデンウイークの時期に
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」という
フランス人が企画するクラシックのイベントが開かれている。)

目白図書館

2007/11/20(火) 23:55:24 [短歌]


豊島区立
目白図書館工事中
丸一年も休館するのか

ストリートミュージシャン

2007/11/20(火) 05:34:48 [短歌]


ストリートミュージシャン見て思うのは
伊集院光か
ギーグのセリフ



確か伊集院だったと思うが
「お前ら絶対『ゆず』にはなれねえ。」という
簡にして要を得た評言を放ったのは。
名言であり、至言である。
賢者の言葉である。

文部科学官僚の側が
いくら個性尊重を唱えても、
お子様の側にもともと個性の種がないんだからしょうがない。
結局は
みんな路上でギターを弾いて
みんなヒップホップ踊って
みんな改造ミニスカートをはいて
みんなルイ・ヴィトンのバッグを持つようになった。

まあ、周囲と同じ事をして安心するのは
人間という動物の習性なのであるが、
現代の日本の若者においては
それが特に甚だしい。

ギーグについては少し解説が必要だな。
コピーライターの糸井重里が作った
『MOTHER』というゲームソフトがあって、
その1作目と2作目のラスボスの宇宙人のことである。
この短歌では、初代ファミコン版『MOTHER』の
ギーグを指している。

「うたを やめなさい」
「うたを やめるんだ」
「そのうたを やめろ」
「ゆとりのむしけらども! だまれ!
そのうたをうたうな!」

でもまあ、ストリートミュージシャンごときの歌では、
宇宙人の地球侵略を止めることはできないだろうね。

ビッグイシューまで

2007/11/15(木) 08:03:02 [【07-08】雑司ヶ谷下水道水難事件]

駅前のビッグイシューまで値上げして
底辺浚うインフレの波



ビッグイシュー」はホームレスの自立支援のために作られた雑誌。
それらしき人が駅前で売っているのを
しばしば見かける。
最初は一冊百円かそこらだったと思うが、
最近ふと見たら一冊三百円になっていた。

このところニュースで良く報道される
原油高騰とか、穀物価格の上昇とかの世界経済情勢の影響が
ここにまで波及してこうなったものかどうかは、良く分からない。

その叫びは偽物だ

2007/11/14(水) 03:37:11 [【07-08】雑司ヶ谷下水道水難事件]

その叫びは偽物だ。
その祈りオカルトだ。

叫ぶのを止めなさい。
叫ぶのはまともな大人のすることではない。
何か言いたいことがあるのなら
その性能の余り良くない脳味噌で、
自分なりに整理してから、わかりやすく順序立てて、
普通の声で話しなさい。
人に何かを伝えるというのは、そういうことだ。

祈るのを止めろとは言わない。
だが祈りとは、極限まで追いつめられた人間が
その最後になって頼るべき方法だ。
お前はそこまで追いつめられているのか、
安直な祈りを行う前に、まだ出来る事はないのか、
自分自身を今一度省みなさい。
モノを考えるとは、そういうことだ。

ただ単に、目立ちたいから叫んでるんじゃないだろうな?
それは精神年齢の低い男のガキのすることだ。
ただ単に、現実から逃げるために祈ってるんじゃないだろうな?
それは知能指数の低い女のガキが陥る罠だ。

偽物の叫びには何の価値もない。
オカルト祈りには何の意味もない。

その叫びは聞こえない。
その祈りは届かない。

JR新宿駅の東口を出たら、そこは

2007/11/12(月) 06:49:21 [【07-08】雑司ヶ谷下水道水難事件]

首都圏に住んでいる人にとっては
改めて言うまでもないことであるが、
JR新宿駅の東口を出たら、
そこはすぐに歌舞伎町というわけではない。
まずはスタジオアルタをメルクマールとする
新宿通り靖国通りに挟まれた一角が存在する。

そのエリアに、最近変化が生じている。
西武新宿駅の対面にあった、
元富士銀行だった区画は更地になって
何か新しい建物を作っている。

またこのエリアの代表的なゲーセンのひとつだった
「モア」はいつの間にか潰れていた。
九月三十日のことらしい。
このゲーセンのプリクラ専用階には、
何故かいつも奇妙なコスプレをした女の子が出入りしていたが、
彼女達とすれ違う事ももうなくなった。

このエリアには、確実に何らかの変化が生じている。
このエリアには、確実に何らかの変化が生じているのだが、
それが何を意味しているのか、
不動産業者でも、
都市計画プランナーでも、
風水師でも、
何でもない私には推測しかねる。

大宮と埼玉的なるもの

2007/11/10(土) 01:08:27 [詩文・俳文]

大宮は、新幹線も停車する
埼玉国の中核都市だけあって、
大抵の施設は揃っている。
巨大デパートがあって、
東急ハンズがあって、
ロフトがある。
消費生活を謳歌するには、
おそらく何の不自由もない街だ。
でも、ただそれだけの街のような気もする。

「何でも一通り揃っているけど、
でも何にもない。」
この空虚な感じこそ、
まさしく「埼玉的」なるものだと思うが、
だからと言って、私は埼玉県や埼玉県民を
特に差別しているわけでも、
侮辱しているつもりもない。

大宮が埼玉的であるように、
千葉だって同様に埼玉的なのである。
八王子だって同様に埼玉的なのである。
横浜だって同様に埼玉的なのである。

まあ、横浜辺りはかつて外人居留地があったという
歴史的経緯、すなわち過去の栄光にすがって、
必死に独自のブランドを演出して
洗練されたイメージを流布すべく
姑息な画策をしているようだが、
所詮横浜も埼玉だ。
むしろ中華街がある分だけ見苦しい。

要するに、首都圏の近郊都市はほとんど全て埼玉的なのだ。
何でも一通り揃っているけど、でも何もない。

鉄道博物館のジオラマ

2007/11/07(水) 03:09:20 [【07-08】雑司ヶ谷下水道水難事件]

鉄道博物館には、広遠な鉄道模型ジオラマがあって、
自由に観覧することが出来る。
山手線から寝台列車「北斗星」まで
様々な種類の車両がその模型内をそれぞれに
縦横無尽に走り回る。
背景のセットも精緻に作り込まれていて、
子供や鉄道マニアでなくても、
魅きこまれてしまう光景だ。

のみならず、一日に何回かはショータイムがある。
これはジオラマのセットをライトアップして、
それぞれの車両の特徴について
ガイドが解説を行うものだ。

最前列のベンチ席は
小学生以下の子供の限定シートになっていて、
目を輝かせて興奮してはしゃぐ彼らを、
保母さんのような役割の女性スタッフが懸命に静める。
それもまた微笑ましい。
素直で元気な子供を遠くから眺めるのは、
精神衛生にとって悪くない。
その相手をする当事者にとっては大変な仕事だろうが。

ショータイムが始まると、
その美しいジオラマを、女性ガイドは誇らしげに紹介する。
これは、幅二十五メートル、奥行き八メートルの、
日本で最も大きい鉄道模型であると。

そのこと自体は、とても素晴らしいことだと思う。
そのこと自体は、とても素晴らしいことだと思うのだが、
敢えて苦言を呈するならば、
どうして世界一のジオラマを作らないのか。
日本人は日本一で満足してしまう民族なのだろうか?
そんな事はないはずだ。
日本の鉄道技術は世界一なのだから、
鉄道模型においても世界一のものを擁してしかるべきではないのか。

鉄道博物館

2007/11/05(月) 02:18:10 [【07-08】雑司ヶ谷下水道水難事件]

大宮の眺め良き地に
新しき鉄道文化の殿堂開かん



さいたま市大宮の郊外に
JR東日本が新しく「鉄道博物館」を開館した。
神田の「交通博物館」の後継に当たる施設である。
有給を取って平日を選んで行ったが、
開館からまださほど時間が経っていないためか、
老人から子供まで、ものすごい人出であった。

鉄道の運転を模擬体験できるシミュレーターや、
ミニチュア鉄道などの施設がある。
とにかく行列がすごくて並ぶ気には到底なれない。
昔の機関車や御料列車や、新幹線の初期型車両等を
のんびりと眺める。
私が子供の頃に、
山手線や総武線で走っていた三つ目の車両が懐かしい。

ひたすら嬉しそうに眼を輝かせている子供達の姿が、
とても微笑ましくまた愛らしい。
見ているこっちも何だか楽しく、そして少し切なくなる。
あの無邪気な子供達は、
紛れもなくかつての私の姿である。
彼らが大人になる頃には
日本はどんな社会になって、どんな鉄道が走っているのだろうか。



平日の鉄道博物館行けば
幼子の瞳ただただ眩しき



屋上のテラスに来て初めて気がついたのだが、
この博物館は東北・上越新幹線と、
東北本線に挟まれた一角に位置している。
だから当然、
新幹線、在来線、そして新幹線と並走しているニューシャトルが
走行する姿を実際に眺めることができる。

新幹線が走り抜けるたびに、子供達の間から歓声が上がる。
今日の秋風はひときわ爽やかで清々しい。



秋風に少年達の声弾む
鉄道博物館の青空

埼玉新都市交通

2007/11/01(木) 02:33:25 [【07-08】雑司ヶ谷下水道水難事件]

埼玉新都市交通ニューシャトルは、
我々が普段乗っているいわゆる電車と比較して、
何もかもが一回り小さい作りとなっている。



ニューシャトル新都市交通
痩身に人を満たして埼玉を行く



ニューシャトル新都市交通
その軽き細き胴より人溢れ出ず

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