京品ホテル

2008/10/31(金) 06:10:52 [詩文・俳文]

品川駅の高輪側出口、
高層の有名ホテルが天高く聳え立つ中で、
唯一人京品ホテルは明治以来の、
レンガの低層建築の趣を今なお留めている。
接近してそのファサードを見ると、
一階部分には焼鳥屋や豚カツ屋といった
気取らない飲食店が軒を連ね、
大衆的な親しみやすさを感じさせる。
クラシックとポピュラーが共存しているこの空間は嫌いではない。
だが金融危機の煽りを受けた最近の廃業騒動により、
労働争議のビラがそこら中にベタベタと貼られているのは
何とも下品で見苦しい。

隣の神社は高山稲荷と言う。

ホテルの裏側の坂を登った、高輪の高級住宅地の一角には、
アイスランド大使館がある。
3階建てのこじんまりとした建物に、その国旗が掲げられている。
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森鴎外「渋江抽斎」12

2008/10/31(金) 03:46:58 [ボキャブライブラリー]

家苞:いえづと。土産。
緒余:あまり。すえ。
鞭策:べんさく。鞭打つこと
羽翼:助けてくれる人。
釁隙:きんげき。溝。
拘攣:こうれん。筋などがひきつること。
昧爽:まいそう。
睽乖:けいかい。仲が悪く睨みあうこと。
瞞過:まんか。目を欺かれること。
牢守:ろうしゅ。堅く守ること。

森鴎外「渋江抽斎」11

2008/10/30(木) 02:13:46 [ボキャブライブラリー]

頂天立地:何物にもわずらわされず、独立する。
荏苒として:じんぜんとして。月日の長引く様。既出。
卯飲:朝酒をやること
適従:たより従うこと
祁寒:きかん。厳しい寒さ
咳嗽:がいそう。咳をすること。
就蓐:じゅじょく。病床に伏す。
時尚:じしょう。流行。
介致:かいち。紹介。
菜圃:さいほ。野菜畑。

大崎広小路まで

2008/10/29(水) 01:06:40 [詩文・俳文]

三両編成でワンマン運転の東急池上線は、
五反田駅周辺の地平に高く積まれたJRの鉄道堤の
さらに上空の高架線上を走る。
五反田発車直後の川を跨ぐ時に南側の車窓から見える、
建築中の高層マンションが何棟も立ち並ぶ風景はちょっとしたものだ。

大崎広小路駅は、山手通りに面している。
山手線から一駅目が山手通りとの交差点に該当するのは
西武池袋線の椎名町駅や
東京メトロ有楽町線・副都心線の要町駅や
東西線の落合駅などの、
東京の西に向って伸びる路線と同様の位地関係だが、
五反田から大崎広小路までは、
その絶対的な距離が非常に近くなっている。

駅を出てすぐ北側にある
おかめ」という綺麗な内装の立ち食い蕎麦屋は、
注文してから天婦羅を揚げてくれる。
料理人として腕が良く、非常に丁寧な仕事を魅せてくれるのだが、
朝はとにかく急ぐんだよね……。

耐震補強工事を行っている池上線の高架を仰ぎ見る。
高架線という都市的な構造物の上を走る
小編成のワンマン列車というローカル線的な鉄道という
コントラスト。
城南の東急文化圏に空いた五反田という穿孔から侵入してくる
京成テイスト
Ke・I・Se・I・テイスト

森鴎外「渋江抽斎」10

2008/10/28(火) 23:25:34 [ボキャブライブラリー]

弊衣:破れた衣服
老実:老巧で着実
牢記:しっかりと記憶すること
廉潔:清廉潔白
温潤:ものやさしく素直なこと
良玉:純粋で温雅な人柄
疑懼:疑いと恐れ
蹤跡:しょうせき。足跡
僦居:借家住まい
海若の有に帰す:海神の所有となった

森鴎外「渋江抽斎」9

2008/10/28(火) 02:45:39 [ボキャブライブラリー]

景仰:徳を仰ぎ慕うこと
纏繞:てんじょう。まとわりつくこと。
亮直:心が明るく正しい。
光燄万丈:大変な勢い
雝々の和:ようようのわ。おちつき、和らいだ様。
斧鉞を加える:削除する
蜾蠃:から。ジガバチ。
喧擾:けんじょう。さわがしいこと。
横禍:悲惨な禍。
音吐清朗:声が明るくて良く透る

カモミール新芽二首

2008/10/27(月) 03:32:44 [短歌]

秋霖にかまわず伸びよスプラウト
神無月の空汝がものとせん



霜降の羃たる雲下にカモミール
勁草の意志ハーブの力

森鴎外「渋江抽斎」8

2008/10/27(月) 00:12:39 [ボキャブライブラリー]

洗冤:無実を証明すること
人心惟危うく、道心惟微なり、惟精惟一、允にその中を執る:
人心は私利私欲に動きやすく、道心は迷い易い。心に不純なものをまじえず義理を守るならば、自ずから過不足なくその中を執る。
尺蠖の屈するは以てのびん事を求るなり、竜蛇の蟄れるは、以って身をながらえるなり:
尺取り虫が身をかがめるのは、進もうとするためである、龍や蛇が穴ごもりするのは、生きながらえるためである。
大国を治ルは小鮮を煮るがごとし:大国を治めるのは小魚を煮るようなものである(老子)
匡求:悪い事を救うこと。
耿々:こうこう。心の休まらず、憂いある様。
慨然として:心を奮い起こす様
剝啄:はくたく。人が戸をたたく音、碁を打つ音など。
権與:物事の始まり
逆賭:予測すること

新・目白図書館

2008/10/26(日) 00:50:56 [【08-09】電線上のハクビシン]

新しき目白図書館息吸えばペンキの香さえ尚清々し



自動貸出機も設置され、
トイレの照明は人の動きをセンサーで感知して
自動的に点灯するようになった。
生活圏内に使い易い規模の清潔な図書館があることは
精神衛生上とても好ましい。
都立日比谷図書館は来春から休館し、
やはりリニューアル工事を行うという。

【ハーブ】発芽盛んになる

2008/10/26(日) 00:01:27 [未分類]

今日は朝から晴天。
カモミールの芽も一斉に空を向き始める。
下手にいじらずに、このまま伸びたいようにしたほうが
良いようだ。

森鴎外「渋江抽斎」7

2008/10/25(土) 23:54:50 [ボキャブライブラリー]

節を折って:考えを改めて
貧窶:ひんく。貧乏。
譫語:うわごとを言う。
疇昔:過ぎし日。
頃日:ちかごろ。
疫癘:えきれい。流行病。
蔽塞:ふさぐこと
陋見:狭い見解。
緊務:緊急の仕事
道破:言い切ること。既出

赤羽

2008/10/25(土) 02:05:16 [【シリーズ】山手線から三駅目]

8番線まであるJRのホームが、
乱れることなく理路整然と端を揃えて並んでいる。
後から作られた埼京線のホームだけが
著しく南側に離れている新宿や渋谷とは明らかに異なっている。
JRの上りの特急が律儀に停車する一方、
東武に直通して日光方面まで行く下りの特急は通過していくのは、
北千住と反対の関係になっている。
北口も南口も駅ナカが著しい繁栄を見せ、無印良品まで存在しているのは、
新幹線が走る高架上高架のために、
駅ビルの建設が不可能なことの代替的な機能もあるのだろう。
赤羽駅。
その特異な立地条件により、独特の相貌を見せる、
首都最北の巨大駅である。



西口には巨大なイトーヨーカドーがある。
これはパルロードと名付けられた3棟の商業ビルのⅡに該当するもので、
デパートではなくスーパーである所が、
生活者の街であることを感じさせる。
入口付近の休憩所は老人達のたまり場になっていて、
自動販売機で買った17アイスを老爺が一人舐めている。
イトーヨーカドーの隣にはループ館と名付けられた
巨大な立体駐車場が立っている。

美術的な装飾が施された赤羽台トンネルの、
その脇の歩道を登ると、広大な団地となっている。
赤羽の場合は、台地側が団地地区となって、
平地側が一戸建ての地区となっているが、
これは一駅手前の東十条とは正反対である。
この団地は住居棟の世代交代も盛んらしく、
立ち並ぶ棟々の中に、柵に囲まれた広大な空地が存在し
建て替え工事が行われている。

赤羽は、北関東の端緒部である。
それは、宇都宮線高崎線湘南新宿ラインの合流地点という
意味合いにおいてだけではない。
大型デパートと、クルマ中心のライフスタイルと
機能性にのみ基づいて分割・規定された空間の気配が、
関東平野の幹線道路に沿って版図を広げる
ロードサイドショップを思わせ、
またそれらによって浸食された郊外化社会を連想させるのである。

他方、ターミナル駅としては、赤羽駅は甚だ不完全でもある。
新幹線が停車しないこと、
将来においてもその可能性がほとんどないこと、
私鉄デパート文化が存在しないこと、
そして上り電車の全てが池袋か上野に収斂され、
下り電車は全て大宮に停車するものであり、
その本質が、途中駅でしかないこと。
そのような赤羽駅の欠落は全て、
中長距離路線の分岐駅として完全な機能を保有している
大宮の存在と対照を成すものであり、
そうであるからこそ、鉄道の街である大宮には
現在鉄道博物館が置かれているのである。



駅・線路ともに完全に高架化され、
その下を複数の道路が通っているため
赤羽の東西の連絡は、
鶯谷から東十条まで続く一連の台地下駅ほどには悪くは無い。

東口には雑居ビルが立ち並び、
またLaLaガーデンという巨大アーケードが一直線に伸びている。
レコード屋の店頭で野中彩央里という、
聞いたことのない中年の演歌歌手がプロモーションを行っており、
挨拶の後持ち歌を歌い始める。
老人達が人垣をなす。
歌声はかなり遠くまで聞こえる。

行き止まりは、志茂すずらん通りという
うってかわって小さな商店街に続いている。

この東口にはスクランブル交差点もあったりして、
北区のくせに生意気だ。
ドラマの撮影までしている。

東口の北の赤羽一番街は普通の下町の商店街だが、
LaLaガーデンと比較すると何だか閑散としている。
鯉こくや鯉のあらいを出している、
まるます屋という店が印象に残る。

ブックオフを見つけた。

【椚】水浸しになる

2008/10/25(土) 01:12:59 [未分類]

雨水がたまって、椚の苗床もカモミールの陶器鉢も
水浸しになってしまった。
水を捨てると、カモミールの新芽が増えている。
根腐れしなければ良いのだが……。
カモミール鉢に座っていたハエトリ蜘蛛はいなくなってしまった。

森鴎外「渋江抽斎」6

2008/10/24(金) 23:27:10 [ボキャブライブラリー]

遵行:まもり行う
隆準:りゅうせつ。高い鼻。
闡明する:せんめい。明らかにする。
頓才のある:機転のきくこと
激成する:はげまし育てる
荏苒:じんぜん。歳月が経過すること
左袒する:さたんする。味方すること。既出。
聴納:ていのう。聞き入れること。
僕直:質素で正直なこと
夙慧:しゅくけい。幼時から才能が鋭いこと。

【ハーブ】カモミールの芽が出る

2008/10/24(金) 00:27:59 [未分類]

天気予報の通り、午後から雨。
適当に播いたカモミールの種だが、
それでもちゃんと、芽が幾つか出始めた。

森鴎外「渋江抽斎」5

2008/10/23(木) 23:41:40 [ボキャブライブラリー]

筵席:座席
觴政:しょうせい。受けた盃を飲みつくせなかった時は、大杯に酒をついで飲ませること。
暗錬:必要なことをよく諳んじ、物事の処理に熟達している。
股立:足のふるえること。
再造:起死回生。
内険:外見は人当たりが良く内面は陰険。
内寛:外見は猛々しいが内心は寛容。
矻々:こつこつ。絶えず努める様。
化誘:感化・誘導すること
啓沃:開発・導誘すること。既出。

秋天一碧

2008/10/23(木) 01:40:13 [【08-09】電線上のハクビシン]

雲も無く目的も無く秋の空

【スケッチ】東京国際フォーラム

2008/10/22(水) 23:56:56 [【鶏肋】言葉の切れ端]

東京国際フォーラムには、
学生の頃から何度となく通う機会があった。
シンポジウム運営のアルバイトをした時は、
同時通訳の隣のVIP待遇のブースを与えられたし、
就職フェアにも足を運んだ。
懐かしい思い出だ。
社会人になってからも、展示会を覗きに行ったこともある。
またここでは近年、
ゴールデンウイークの時期に
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」という
フランス人が企画するクラシックのイベントが開かれており、
今年は行けなかったが、来年はまた行ってみようと思っている。

しかしその割には、
未だに建物内の構造を良く把握していなかったりする。
建物自体が、余り親切に作られてはいないのだ。
それでも、地上1階のここの中庭は最高だ。
晴天の時に空を見上げると、
ガラスの建築物と並木の緑が
青空にこのうえなく美しく映える。

その中庭に、いつの頃からかワゴン車の
屋台村が出来るようになった。
世界各国の、色んなファストフードが売られている。
ある日久しぶりに見てみると、
「スブラキ」という見かけない食べ物を発見する。
何でもギリシア風のハンバーガーで、
牛肉ではなくラムを用いているらしい。
それなら牛肉嫌いの私でも食べられると注文したら、
まだ準備中だという。

用事をすませて再びそのワゴンを訪れた時には、
既に売り切れで店じまいだった。
残念である。

森鴎外「渋江抽斎」4

2008/10/22(水) 23:49:51 [ボキャブライブラリー]

遭逢:出会うこと。漱石で既出。
矩の道:けっくの道。人の気配を推測してその望みをかなえしめる道。
庖厨:台所。
伉儷をなす:こうれいをなす。夫婦になる。
淹留:久しく留まること。
恬然:てんぜんとして。心に感じない様。
薦達:推薦すること
喫驚:きっきょう。びっくりすること
飲宴:酒宴のこと。
贈遺:ぞうい。贈物のやりとり。

体育の日の哲学堂

2008/10/22(水) 02:49:12 [短歌]

碩学の翻訳の労偲ばるる
哲学堂の秋の祝日



木造の柱の太さ伝うるは
明治近代、学の黎明



先賢の形而上学希求する
心表わす具象の甍



哲学堂公園では、この秋の土日祝日、
敷地内の歴史的建造物の一般公開を行っている。
哲学堂とは言いながらも、
実際には野球場とテニスコートがその面積のかなりの部分を占め、
体育の日の晴天にふさわしく多くの人々がスポーツに興じている。

公園に隣接して流れる妙正寺川では、
近年のゲリラ豪雨がもたらす水害に備え、
護岸工事が盛んに行われている。

森鴎外「渋江抽斎」3

2008/10/22(水) 00:43:36 [ボキャブライブラリー]

啓沃の功:開発、誘導すること
銷遣の具:しょうけん。憂さ晴らし。
博渉:はくしょう。広く書物を読みあさること。
輦:れん。手車。
螟蛉子:めいれいし。養子。
湮滅:いんめつ。あとかたもなく滅びる。
創聞に属する:はじめて聞くこと。
抑損:へりくだる。
簡傲:おごり高ぶる。
簡浄:簡素なこと。

松屋で読書

2008/10/21(火) 01:46:12 [【08-09】電線上のハクビシン]

銀座松屋の屋上には、
テレビ朝日の自然番組と共同で推進している
都市緑化プロジェクトの野菜畑が少し前まで存在していたが、
今の季節はそのほとんどが芝生になって子供達が遊んでいる。

隅の日影に置かれている椅子に腰掛け、
鞄の中に入っていた平凡社ライブラリーの『自然手帖 上』を
取り出して読み始めると、
全く警戒心のない顔つきをしたが数羽、
呑気にテクテクと近づいて来る。
年輩の女性が二人、私の近くに椅子を運んで来て座り、
騒がしくして申し訳ないと言いながら世間話を始める。

自動販売機で買った、
聞いたことの無い名前のレモン果汁入りの炭酸飲料が
やけに美味い。

読書に飽きたら、ペットショップ水棲動物コーナーを覗けば、
プチ・アクアリウムの趣をタダで楽しめる。

森鴎外「渋江抽斎」2

2008/10/21(火) 00:13:05 [ボキャブライブラリー]

蔵弆者:ぞうきょしゃ。所蔵者。
踪跡:そうせき。足跡。
怙:こ。父の事。
刪除:さんじょ。削除と同じ。
恃:じ。母の事。
趨舎:赴くことと赴かないこと。
講窮:考究と同義。
病革なるとき:やまいすみやかなるとき。危篤になる。
鐘愛:愛情を注ぐこと。
親昵:しんじつ。慣れ親しむ。

【ハーブ】カモミールと魔法の土

2008/10/20(月) 01:01:52 [未分類]

目白幼稚園に隣接する教会でバザーをやっていたので覗いて見る。
カモミールの種に、器の陶器と、水をかけたら膨れると言う
魔法の土がセットになった栽培セットが50円で売っていたので買う。
魔法の土を水に浸すと、クルクル回りながら水を吸ってどんどん大きくなり、
陶器の中の水は完全に無くなってしまう。
面白い。
カモミールの種はゴマよりも小さく、埃のようである。
上から腐葉土の余りを被せてベランダに置いた。

買い物でも人間関係でも、このような不意打ちの、
偶然の出会いを私はもっと大事にするべきだったのだと
最近切実に思う。

【スケッチ】九蓮宝燈

2008/10/19(日) 23:59:08 [【鶏肋】言葉の切れ端]

麻雀の役としては最難関・最高峰とされているが、
驚くほどあっけなかった。

ジンクスによると、この役をあがった者は死ぬとも、
身内に不幸が起きるとも言われている。
実際に、孫文はこの役をあがった際に
慌ててお祓いを受けたとも伝えられる。
その翌日は土曜日だったが、
何故か早朝から目が覚めてしまって落ち着かないので、
とりあえず午前中から明治神宮に行って、
何事も無いようにお祈りをしてきた。
帰りに厄除けのお守りも買った。

森鴎外「渋江抽斎」1

2008/10/19(日) 23:54:40 [ボキャブライブラリー]

貲:し。財貨、お金。
老驥櫪に伏すれども、志千里にあり:ろうき、れきにふすれども~。有為の人が不遇の生涯を終わって死のうとするとき、なお遠大の志を捨てないでいること(漢書)
書估:書籍商
殊域同嗜の人:異国にあって趣味嗜好を同じくする人。
精検:詳しく検討する。
断案:結論
寓目:目をつけること。着眼。
傾蓋古きが如きが思い:一見して旧知の如く親しく思われる。(孔子家語)
済勝の具:済勝は美しい景色。美しい景色を見て歩く道具=健脚のこと。
康衢通逵:こうくつうき。大きな道。

銀座H&M

2008/10/19(日) 01:49:49 [【08-09】電線上のハクビシン]

スウェーデンから日本にこの秋上陸したアパレルブランド、
H&Mの一号店の前には、
午前中から既に入場制限がかけられるほどの行列が連なり、
警備員が整理誘導に当たっている。

重なった二枚の板の合わせ目の部分が割けたようなファサードの、
銀座Gキューブビルの地下1階から3階までがこの洋服屋で、
その上の階には貸会議室と飲食店が入っている。
それらの上部階には表通りから直接入る事は出来ず、
裏口のエレベーターを利用しなければならない。
大通りの賑わいに比して、この裏側のエントランスは何だか味気無い。

午後になると行列はますます膨張し、
幾重にも重なって中央通り歩行者天国にはみ出るまでに至っている。
と同時に、その光景を遠巻きに眺めて写真に納める女性や外人も居る。
銀座歩行者天国には小型犬を連れて散歩する飼い主が多いようだ。

【椚】片足の直翅目

2008/10/18(土) 23:40:31 [未分類]

今日は久しぶりに目白の森公園に行き、
また椚の団栗を2つ拾ってきた。
下草が刈り取られところどころ露になった地面を、
何の種類かはわからないがバッタの仲間が跳ねている。
歩道まで追い込んでその姿を見ると、
左の後ろ脚がもげていた。

森鴎外「梶原品」

2008/10/18(土) 23:30:09 [ボキャブライブラリー]

弁妄の筆:俗説のでたらめを論駁して正すこと。
消遣:うさばらし

【映画】チャイナ・シンドローム

2008/10/18(土) 00:51:40 [【映画】観映グゥ評]

別に中国の悪口は出て来ない。
原発事故を表す隠語だと言う。

ジェーン・フォンダ演じるジャーナリストと、
ジャック・レモンが演じる原発技師とが、
協力して原発事故の原因を究明しようとするが、
それを隠蔽しようとする会社側の妨害に遭う。
主人公達が正義の味方であり、美談のように思えるが、
しかし穿った見方をすると、
アメリカにおける反原子力利権派=石油利権派の
プロパガンダ映画であると見えない事もない。
アメリカ人の振りかざす正義は、
たとえどんなものであっても一度は疑って見なければならない。

他所の国のことなので、余り偉そうなことは言いたくはないが、
アメリカにおける原子力利権派のバックボーンには
海軍(原潜と原子力空母を有する)が存在し、
石油利権派の背後には
空軍(軍用航空機はどう逆立ちしても原子力では飛べない)が
存在するのであろう。
ジャック・レモンが演じるこの映画の原発技師も、
もとは海軍の原潜の船長という設定である。

(そう言えば、戦略原潜戦力を整備した大統領は、
やはり潜水艦艦長出身のジミー・カーターである。
アメリカ大統領の中で最も左翼的と言われているが、
最低限やるべきことはちゃんとやっているのだ。)

まあ、ジェーン・フォンダと、
ジャック・レモンは文句無しにカッコ良い。
フォンダはかなり老けているが、
公平に見て熟女の魅力を醸し出していると評すべきであろう。
マイケル・ダグラスはヒッピー然としているが、
はっきり言ってどうでも良い。

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