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バイロンの詩に出てくる「ハイランダー」って

2009/10/28(水) 01:20:38 [未分類]

新潮文庫の『バイロン詩集』に収録されている「When I roved a young Highlander」の和訳タイトルは「若い山人のさすらい」となっている。
これは、この訳で良いのだろうか? ここで言う「ハイランダー」は「山人」で良いのだろうか? ここで言う「ハイランド」は、スコットランドの地域名の一、ウイスキーの産地を分類する時のハイランドとか、ローランドとか、スペイサイドとか言う時のハイランドではないのだろうか? 浅学菲才の筆者に誰か教えて頂きたい。

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すれちがい通信再び

2009/10/27(火) 03:21:55 [【09-10】ちぃばす麻布ルート]

 私が池袋駅西口のメトロポリタン前で詩集を売り始めた頃は、丁度ニンテンドーDS版のドラクエⅣが発売されたばかりで、街頭で客を待ちながらDS赤外線通信機能を稼働させ、「すれちがい大使」というのを道行く人々と交換していた。短いながらも自分のメッセージを持たせたキャラクター同士が、互いの世界を訪問するシステムである。
 今、私は恵比寿駅西口の噴水の前でやはり詩集を売っているが、やはり少し前に発売されたDSドラクエⅨを傍らに置き、その街頭で客を待ちながら赤外線通信機能を稼働させて、やはりすれちがい通信を道行く人々と交換している。
 この間に、私がフィールドとする街は少し南に移動し、路上に並べる詩集のタイトルも変わり、また四百万本という記録的な売り上げのためか、ドラクエⅨの通信成功回数は、Ⅳの頃のそれと比べて圧倒的に多くなった。



「ウォッホン! わしは トランクス。
とうきょうに住んどる
社長じゃっ!

「こうみえて エビスにかいしゃをかまえる
リアルしゃちょうなんじゃよ。
…ホントじゃぞ!

 八月十五日生まれのこの人とメッセージを交換するのは二回目だ。

 だが私の詩集の売れ行きがさっぱりであることは余り変わらない。



すれちがう赤外線

それぞれに地図と戦記と言葉を載せて

中原中也「一夜分の歴史」より

2009/10/23(金) 00:36:58 [引用▼日本]

コーヒーに少し砂糖を多い目に入れ、
ゆつくりと掻き混ぜて、さてと私は飲むのでありました。

と、そのような一夜が在ったといふこと、
明らかにそれは私の境涯の或る一頁であり、
それを記憶するものはただこの私だけであり、
その私も、やがては死んでゆくといふこと、
それは分かり切ったことながら、また驚くべきことであり、
而も驚いたつて何の足しにもならぬといふこと……

広尾で秋

2009/10/22(木) 02:41:19 [短歌]

白人とハシブトガラスと至近距離誰にも等しき木下坂

中原中也「詠嘆調」より

2009/10/21(水) 00:59:48 [引用▼日本]

それは、まるで時間と同じものでもあるのだろうか?
胃の疲れ、肩の凝りのやうなものであらうか、
いかな罪業のゆえであらうか
この絡駅とつづく悲しみの小さな小さな無数の群れは。

貨物列車

2009/10/20(火) 00:22:42 [【09-10】ちぃばす麻布ルート]

秋霖にコンテナもやや冷やされて埼京線上長く、北行く



秋霖がタンクの黒も重く塗る

中原中也「蝉」より

2009/10/19(月) 02:25:20 [引用▼日本]

蝉が鳴いている、蝉が鳴いている
蝉が鳴いているほかなんにもない!
僕の怠惰? 僕は『怠惰』か?
僕は僕を何とも思わぬ!

吉祥寺、雨

2009/10/17(土) 00:25:04 [詩文・俳文]

あるアンケートによると、
吉祥寺は首都圏で最も住みたい街なのだと言う。

新宿を起点として中央線沿線に広がるややレトロな感じのサブカルチャーに、
いわゆるシブヤ系の若者文化をふりかけて、
薬味に下北沢を添えたイメージによって、
この街は特に、個性的であることを自認する若者達から
高い人気を集めているのだろう。
そのイメージを支える下部構造、
この街をこの街たらしめている最も基礎的な交通インフラである、
京王電鉄井の頭線の高架が街の南側に斜めに突き刺さる。
そのガードのあちこちには、
渋谷まで急行で17分、あるいは16分と誇らしげに書かれている。

しかしながら、
個性的な人や店舗が集まるといわれるこの街を、
雨が降る平日の午前中に用事があって訪れた私が
最初に入ったのはATMが置いてあるファミリーマート
次に入ったのははなまるうどん
所用を済ませた帰路に立ち寄ったのはブックオフ吉祥寺南店であった。
現在改装作業中と看板に書かれているが、
店員によると何でも少女マンガのコーナーを拡張するらしい。

この街のどんな店にも、秋霖が等しく冷たくのしかかる。

井の頭線は、他の地下鉄路線などとの乗り入れを一切行っていないために、
渋谷の空気を純度の高いままに
この街まで運んでくるかのようなイメージを人々に持たせるのだろう。
途中駅で各停を追い抜いて渋谷に最も早く着く急行電車の
その車内に、
高尾山観光の広告が溢れる。

井の頭線吉祥寺駅ガード01
ブックオフ吉祥寺南店看板
井の頭線吉祥寺駅

中原中也「早春散歩」より

2009/10/14(水) 00:23:46 [引用▼日本]

私はもう、まるで過去がなかったかのやうに
少なくとも通っている人達の手前そうであるかの如くに感じ、
風の中を吹き過ぎる
異国人のような眼眸をして、
確固たるものの如く、
また隙間風にも消え去るものの如く

【お知らせ】「模索舎」で著書の販売を始めました。

2009/10/13(火) 02:25:57 [お知らせ・近況報告]

新宿区・新宿御苑前のミニコミ書店「模索舎」で、
青条の著作『雑司ヶ谷下水道水難事件』の販売を始めました。
「模索舎月報」9月号に紹介文が掲載されています。
同サイト内のオンラインショップで購入も可能です。

模索舎のサイト
模索舎サイト内の『雑司ヶ谷下水道水難事件』のページ

『雑司ヶ谷下水道水難事件』新書版表紙


著作の流通経路を多角化・多様化する試みの一環です。
路上での販売も続けていきますが、
その一方で新しい販売方法も随時検討・開拓していきたいと考えております。
ブログ上でその都度お知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。
また、ご意見、ご提案などございましたら、お寄せ下さい。

中原中也「死別の翌日」より

2009/10/11(日) 03:19:13 [引用▼日本]

その空をみながら、また街の中をみながら、
歩いてゆく私はもはや此の世のことを考えず、
さりとて死んでいったもののことも考えてはいないのです。
みたばかりの死に茫然として、
卑怯にも似た感情を抱いて私は歩いていたと告白せねばなりません。

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