スポンサーサイト

--/--/--(--) --:--:-- [スポンサー広告]

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

そのレベル7

2011/04/30(土) 23:46:35 [【10-11】福島の向日葵に捧げる歌]

レベル7
どのあたりなの?
洞窟で銀の鍵とか見つけたあたり?
スポンサーサイト

その半径○○km

2011/04/30(土) 01:39:30 [【10-11】福島の向日葵に捧げる歌]

逃げてくれ!今すぐそこから逃げてくれ!奴らは平気で嘘をつくから

【映画】バルジ大作戦

2011/04/30(土) 00:12:08 [【映画】観映グゥ評]

 第二次大戦の西部戦線で劣勢に追い込まれたドイツ軍が、悪天候をついて連合軍の分断と補給物資奪取、拠点都市の再占領を企図して反転攻勢を図るも失敗する話。時代考証や兵器類のディテールにこだわる軍オタから見たら不満があるかもしれないが、映画としてはこれでOK。大幅にカットされたテレビ放映版でも、だれが何をやっているかわかるように作られているのが良い。
 神速で聞えたドイツの機甲師団が、あんなに緩慢なはずはないという指摘が多いようだが、実際の戦車戦というのは想像されるよりずっとゆっくりしたものだったかも知れないと、日本を代表する軍オタである宮崎駿が書いていたので、その辺のディテールもあまり気にはならない。ただ戦車同士の車間距離は不自然に狭すぎるのではないかと感じた。
 ドイツ軍戦車部隊を率いる将校(ヘスラー大佐)がキャラ立ちしている。カッコイイ。

その散華

2011/04/28(木) 23:01:32 [【10-11】福島の向日葵に捧げる歌]

この春は桜が散るのも早かろうこんなにしつこく揺すられたから

そのネット詩人

2011/04/28(木) 01:35:53 [短歌]

その日からネット詩人の作風が少し変わったことに気づいた

【映画】エア・マーシャル

2011/04/28(木) 00:43:55 [【映画】観映グゥ評]

 身分を隠して航空機に搭乗してハイジャック発生時に対応する、エア・マーシャルという航空保安官が主人公のアクション映画。知っている俳優が一人も出ていない、本物のB級映画。スティーブン・セガールあたりが主人公でも全く何の違和感もないつくり。
 ハイジャック犯は、9・11以降の時流を反映してか、やはりイスラム系。しかし犯人グループの中でも、自爆テロも辞さない強硬派と、身代金を得て高飛びを目論む実利派の二派が居て、物語の中盤で仲間割れをするのが新しいと言えば新しい。あとは美人のスチュワーデスが居たり、飛行機マニアの少年がその知識を活用したりとお約束通り。主人公には過去に軍で活躍した経歴があり、作戦を指揮する軍上層部に個人的な知人がいるのも全く定型を踏まえ過ぎている。本当にセガール映画のようだ。

遠投

2011/04/27(水) 03:04:16 [短歌]

どこかから見つけた言葉を投げつけるどこか遠くの誰かに向かって

【映画】イレイザー(シュワルツェネッガー)

2011/04/26(火) 23:59:09 [【映画】観映グゥ評]

 シュワルツェネッガー主演のアクション映画。今回のシュワは証人保護官。武器不正輸出の秘密を知った兵器メーカーのOLを法廷で安全に証言させるために、暗殺から守る役回り。身内の裏切りがあったり、空中戦があったり、動物園のワニ池で闘ったり、密輸現場のコンテナの上でドンパチしたりと、盛り沢山。安定感のある娯楽作品。
 シュワから守られるヒロインを演じるのは、何と、ヴァネッサ・ウィリアムズ。つまり「アグリー・ベティ」のウィルミナ。善良そうな吹き替えの声優の声が全く似合っていない。

 それは良いのだが、シュワルツェネッガーから守られる女性には、何故か有色人種の女性が多いように思う。「コマンドー」の巻きこまれ型ヒロインも黒人女性だったし、「プレデター」の女の子も中南米の混血児だ。「白人=強い=男性=守る者」、「有色人種=弱い=女性=守られる者」という一連のコード体系が、シュワが活躍していた時期のアメリカ映画界には存在していたのだろうか? もしそうだとすれば、それはそれで問題があると思うが、しかしこれ以前のハリウッドアクション映画(例えばインディ・ジョーンズシリーズ)においては、ヒーローもヒロインも白人男女が占有していたのだから、それから考えれば実は前進なのかも知れない。もちろん、時代がさらに進めば、かっこいい黒人男性のアクションヒーロー(ウィル・スミス)や、有色人種女性のアクション映画主人公(アンジェリーナ・ジョリー)なども台頭してくることになるのだが。前出のラジー賞作『キャット・ウーマン』もこの流れの中に位置づけられるかも知れない。

 つまり整理すれば、
シュワ以前:主人公=白人男性・ヒロイン=白人女性
シュワ映画:主人公=白人男性(ドイツ語なまり)・ヒロイン=白人女性+黒人その他有色人種女性もアリ
最近の映画:主人公=白人男性・白人女性・黒人男性・黒人女性・その他・ヒロイン=???
みたいな感じになる。

 アメリカ社会における究極のヒーロー、大統領が黒人であるという設定は映画やドラマの中(「24」とか)において表現され、それはやがて現実になった。では女性大統領は? フィクション上において女性のヒーローがこれだけ現れたのだから、それもやがて現実のものになりそうな気もする。一番困難なのは東洋系(日系やチャイナ系)だろう。そもそも、東洋系の男性がアメリカ映画の主人公になるのは、今でもなかなか難しいようだ。

何故かこうなる

2011/04/26(火) 01:04:37 [短歌]

結末は何故かこうなる争いをことさら好んだわけではないが

【映画】キャットウーマン

2011/04/25(月) 23:49:16 [【映画】観映グゥ評]

 バットマンシリーズの脇役、キャットウーマンを主役にしたアクション映画。化粧品会社に勤める内気な女性デザイナーが、有害物質を含んだ化粧品を売りだそうという社長の企みを聞いてしまい殺害されるが、エジプト猫の魔力で蘇生しキャットウーマンとしての身体能力を身につける。運動神経は格段に上昇し、恋愛にも積極的になり、最後は悪の黒幕である社長夫人をやっつけてハッピーエンド。
 ラジー賞受賞作。
 作品全体の半分ぐらいが、内気な主人公が次第に積極性を獲得していくその内面描写に費やされている、冗長と言えば冗長な構成。だが都会で一人暮らしをする女性の孤独な心理を描いたものとしては、それなりに評価できないこともない。
 脇役となる登場人物達にもバックストーリーが用意されている。主人公に助言を与える考古学者の老婆には、男性中心の学界から追放されたという過去がある。また最後の敵となった社長夫人(シャロン・ストーン!)は、若いモデルの愛人に夫を寝取られ、その報復に自ら夫を殺して社を乗っ取ろうとする。これらの脇役は、物語が進むにつれて自立志向を獲得していく主人公と明確な対照をなしている。(フェミニズム批評とかジェンダー論とかに詳しい人ならば、もっとクリアに整理して議論が出来るのではないか。)ちなみに恋人は、キャットウーマンを追うイケメンの刑事という設定。何だか懐かしのキャッツ♡アイを思い出す。

 同じ放送時間で先週放映された『ポストマン』が、アメリカ男のご都合主義ファンタジーなら、本作は女性のご都合主義に合わせたファンタジーだろう。
 ご都合主義な部分も少なくないし、バトルアクションもなんだか貧弱で、ボンデージファッションマニア以外には特に見るべき部分もない映画ではあるが、ラジー賞に該当するほどのものともどうも思えない。これがラジー賞だったら、地味で内気なインテリ女性が、次第に自立心を獲得していくお話、例えば『プラダを着た悪魔』あたりの作品もみんなラジー賞になってしまうのではないか?

その鰆

2011/04/25(月) 01:34:37 [短歌]

放射性元素に怯えて長崎の鰆を選んで僕は小市民(エゴイスト)

【映画】イーオン・フラックス

2011/04/25(月) 00:36:21 [【映画】観映グゥ評]

 未来の世界の、専制的な政治体制で管理される都市国家において、レジスタンス組織に所属する女性戦士、イーオン・フラックスが、その社会に隠された秘密を知ってしまうSFアクション。イーオンは当初、政治指導者グッドチャイルドを暗殺する指令を受けてその宮殿に侵入するが、

【続きを読む】

定まらない

2011/04/24(日) 00:36:07 [短歌]

定まらぬままならぬこそ人生の一つ一つを踏みしめてゆけ

【ご報告】アフタヌーンティー朗読会Vol.2(4・21)に行ってきました

2011/04/23(土) 23:37:53 [お知らせ・近況報告]

 江古田のPoem&Galleryカフェ「中庭ノ空」さんで開催された朗読会、アフタヌーンティ朗読会Vol.2(11・4・21)に参加して来ました。当日は色んな方がそれぞれに作品を発表され、また出版社の取材なども来ていました。
 私は「電線上のハクビシン」を朗読して来ました。
 主催者の方、また当日私の拙い発表を聞いて下さった全ての方に御礼を申し上げます。

 この朗読会は、3回目以降は名称と曜日を変更した上で、続行されるとのことです。
 たまに、ピザトースト半分をサービスして下さる、中庭ノ空さんのサイトは以下になります。
 http://nakaniwanosora.web.fc2.com/
 
 同じくブログは↓↓↓です。
 http://nakaniwanosora.blog137.fc2.com/

虫は悪に強い

2011/04/23(土) 00:19:14 [詩文・俳文]

悪って何?
「あく」って何なの?

「あく」とは、主に「エスパー」に対抗するために設定された、
ポケットモンスターのタイプの一。
初代のポケモンで、エスパータイプのポケモンが、
あまりにも強すぎたため、ゲームバランスを取るために、
二作目以降から新しく導入された。

だから「あく」は「エスパー」に強い。
それはわかる。
悪人には精神攻撃なんて通用しないからだ。

他方、「あく」は「かくとう」に弱い。
これもわかる。
悪人には鉄拳制裁が有効であるからだ。
そして「あく」は「むし」にも弱い。
……何故?

「むし」は「エスパー」に強い。
確かに、虫には精神攻撃なんて効果が無い。
「むし」は「かくとう」にも強い。
虫に巴投げや空手チョップはあまり効きそうにない。
けれども「むし」が「あく」に強いのは、何故なのだろう?

「むし」=仮面ライダーだから。
というのが、私が聞いた最も鮮やかな回答である。



アダルトビデオのジャンルの一つに、
虫姦モノというジャンルがあると聞いた。
噂だけで、その実物を鑑賞したことは無いのだが、
おそらくは、獣姦モノをさらにエグくしたような趣向で、
何の虫かはわからないが体中を這いまわったり、
乳房を噛んだり、膣内に侵入したりするのだろう。
その虫姦モノに出演したAV女優の自殺率は、
非常に高いものであるのだそうだ。

ハッハッハ。
現実でも「むし」は「あく」に強い。
ハハハハ。

……悪って何?
「あく」って何なの?



津波にさらわれた水死体にフナムシや蝦蛄が群がる時に、
たかが悪ごときが介在するいかなる余地があろうか?

その余震

2011/04/22(金) 01:27:13 [【10-11】福島の向日葵に捧げる歌]

何時までもガタガタ震えるプレートよ、何にそんなに怯えているのか?

【映画】ガーフィールド2

2011/04/22(金) 00:23:52 [【映画】観映グゥ評]

 アメリカ人男性に飼われている、ラザニアが大好物のふてぶてしいオレンジのデブネコ、ガーフィールドが主人公の映画第二弾。今回は、イギリスの城持ち大富豪の遺産を相続した、瓜二つの猫と入れ替わってしまうというお話。亡き城主の遺言によりその財産を相続したそっくりネコは、城主の甥に当たる男から目の敵にされて命を狙われる。荘園の動物達と、ガーフィールドと力を合わせてその甥の悪事を暴きたて、やっつけてハッピーエンド。
 前作と比べて、登場する動物のバリエーションが多い。犬、猫、鼠ぐらいだった前作から、今回は牛、馬、オウム、羊など盛りだくさんで可愛らしい。家族で安心して見られる映画。

その日常性

2011/04/21(木) 01:59:30 [【10-11】福島の向日葵に捧げる歌]

マンションのどこからともなく痴話喧嘩平和な悲鳴がある街の夜



闘いはまだ続いているはずなのに、どのチャンネルもいつも通りだ……

【映画】グラマーエンジェル・危機一発

2011/04/21(木) 00:31:28 [【映画】観映グゥ評]

 「危機一発」は「一髪」の誤字ではない。実際に邦訳タイトルはこの字になっている。
 金髪のピチピチギャル(←80年代語)の捜査官達が、ハワイで麻薬組織と闘うストーリー。オバカ映画。さしたる必然性もなく、すぐに主人公達はトップレスになり、惜しげもなくその乳を見せつけてくれる。シャワーシーン、入浴シーン、ラブシーンがやたらに多い。主役のブロンドギャル三人組は、いずれも同じような髪形をしていて、ぱっと見余り見分けがつかないが、そういうところも80年代以前を感じさせる。90年代以降だったら、白人ギャル+黒人ギャル+アジアンギャルの3人でバランスを取っていた所だろう。また、敵をスティンガーらしき武器でやっつけるシーンがあるが、この武器は旧ソ連軍に対してアフガニスタンのゲリラが盛んに使用したことによってメジャーになったものであるから、こんな所も80年代テイストだ。

その信頼

2011/04/20(水) 04:24:33 [短歌]

何もかも揺れているからとりあえず君の言葉を信じてみよう

【ご報告】ぽえとりー劇場(4・17)に行ってきました

2011/04/20(水) 02:14:59 [お知らせ・近況報告]

 4月17日夜、高田馬場のベンズ・カフェで行われた詩の朗読会「ポエトリー劇場」に行ってきました。
 今回のお題は、小さな幸せということだったので、私は鳥を見ている時の幸せについて喋った上で、鳥に関する作品を何点か朗読して来ました。

主催者の方、また当日私の拙い朗読を聞いて下さった全ての方に、御礼を申し上げます。
(ぽえとりー劇場は来月で終了だということです。)

ベンズカフェさんのサイト
↓↓↓
http://benscafe.com/

グーグルで

2011/04/18(月) 23:20:15 [短歌]

その眼鏡信じすぎるなグーグルで探せるものなど高が知れてる

何時の間にか咲いている

2011/04/17(日) 23:57:44 [【10-11】福島の向日葵に捧げる歌]

今はもう闘いの果ての無為の日に桜が何時の間にか咲いている

道玄坂の夜は迷宮

2011/04/17(日) 03:00:43 [詩文・俳文]

道玄坂の夜は迷宮。
何度も行ったあの店に
何時までたっても辿り着けない。
坂と路地とが絡まりあって、
方向感覚狂わせる。

道玄坂の夜は迷宮。
男と女とすれ違う。
一刻も早く獣に戻って、
相姦い(まぐわい)合いたい
二匹の速足。

そのヒールの音が、とても耳障りだ。

道玄坂の夜は迷宮。
またカップルとすれ違う。
女の顔をちらりと覗く。
何だ、大して、可愛くもない。

この豚骨ラーメン屋の角を曲がるのも、もう何度目だろうか?

道玄坂の夜は迷宮。
見覚えのある大きな地蔵。

以前読んだルポルタージュによると、
この地蔵の周辺は、かつて東京電力のキャリアOLが、
帰宅後に売春を行っていたスポットらしい。
慶應卒のそのOLは、お客の誰かに殺されて、
容疑者だったネパール人は、一体どこで何をしている。

禍禍しい街だ。

春の夜風はまだまだ冷たい。

原発事故の支援のために
日本に呼ばれたフランス企業の、
CEOは女の人だ。

そんなことはどうだっていいだろう。

ああ、詩の朗読会に遅刻してしまう。

【映画】フォーン・ブース

2011/04/16(土) 00:18:45 [【映画】観映グゥ評]

 出来の良いサスペンス映画。口先三寸で生きているチャラ男である主人公が、いつも浮気相手に電話をかけている電話ボックスに居る所を突然正体不明のスナイパーに狙われ、釘付けにされた上で無理難題を吹きかけられる。電話ボックスの電話を通してスナイパーは主人公に様々な指示を出したり、愚弄したり説教をかましたりするのだが、その指示がとにかく陰険で意地悪で執拗。指示に逆らおうとするともちろん即座に射殺される。
 一種の不条理劇。この極めて限定された、密室的な状況設定だけで物語を進める脚本家の手腕は見事。全く見も知らぬ存在から一方的に、執拗につけ狙われるというシチュエーションは、スピルバーグのデビュー作『激突』なんかを思い出させる。エンディング前にちらりと正体を見せるこのスナイパーを演じるのは、キーファ・サザーランド。

その塗りたて

2011/04/14(木) 20:06:03 [【10-11】福島の向日葵に捧げる歌]

青空よおのれもヨウ素ぬりたてか



青い四月

セシウム塗りたて、ご用心!
(注:新潮文庫・岸田訳ではなく岩波文庫赤・辻訳に準拠。)

その納豆

2011/04/14(木) 01:46:25 [短歌]

 大震災以降しばらくの間は、あらゆる食料品や日用品が品薄状態であったが、三月も下旬になるとそれなりに物流も復活して来た。それでも最後まで入手出来なかったのがミネラルウォーターと納豆で、私が納豆を購入出来たのは四月に入ってからだった。



スーパーでやっと見つけた納豆の糸が繋いでいる在りし日々

【映画】ポストマン(ケビン・コスナー)

2011/04/14(木) 00:34:00 [【映画】観映グゥ評]

 ケビン・コスナーの監督・主演映画。長嶋一茂が出演している同タイトルの邦画があるので、混同に注意。

 核戦争その他で社会秩序が崩壊し、ホルニストと称する武装掠奪集団が跋扈するアメリカ合衆国が舞台。ホルニストから脱走した主人公が、打ち捨てられた郵便車から古い郵便物を拾い、再興した合衆国政府から派遣されたポストマンだと嘘八百を信じ込ませて孤立した集落に潜り込むことに成功する。何故だか集落の人々から彼は救世主のように扱われて崇拝され、純真な黒人少年に乗せられて郵便配達のネットワークを組織することになる。そのネットワークがホルニストに対するレジスタンス的な活動になっていき、またその渦中でご都合主義な恋愛をしたり、おきまりのラブシーンがあったりして、最後はホルニストのボスを一騎打ちで破り、英雄となった彼の銅像が立つという話。
 映えある(?)ラジー賞受賞作。確かに失笑するポイント、辻褄が合わない点、ケビン・コスナー自身のナルシシズムが不必要にダラダラと垂れ流された部分が多い。私はこの映画を何回か見ているが、そういう、基本的な部分のダメダメさに対する評価はやはり変わらない。

 ではあるが、実は個人的にはこの映画はそんなに嫌いではないし、実はそう悪くも思っていない。特に深い考えも無く出まかせを並べた最初のウソがきっかけにして、集落の人々の「外界に対する希求」「どこか遠くに対する憧憬」のようなものが喚起され、それが実体としての郵便配達ネットワークを産み出し、武装集団に対する対抗勢力になっていくまでのプロセスが、魅力的だからだ。主人公はデタラメの「合衆国議会決議」やら「大統領令」をまくしたてるのだが、それらの架空の秩序、架空の行政システムが、実体としての秩序を産み出す端緒になるという経緯。まあこの作品は基本的にダメな映画なので、その辺の描写も不十分なのだが。
 評論家・故山本七平の著作にこんな話があった。太平洋戦争中、山本は下級将校としてフィリピンのジャングルで悲惨な体験をするのだが、その孤立無縁のジャングルの中で、いつしか、こんなデマが産まれたというのだ。異国のジャングルで孤立した我々を救出しに、潜水艦部隊がやって来る。彼等と合流するために、海岸に向かって歩き出そうと。戦場における異常心理によって自然発生したそのようなデマは、もちろん実体のないもので、海岸にいったところで、もともと存在しない潜水艦とは合流など出来るはずもない。
 ポストマンが捏造した嘘八百、復興した議会決議も、新しい大統領令も、同じく何の実体もないものである。しかし実体のない潜水艦と異なり、実体のない新しい秩序は、人々の努力によって手にすることが出来る。何故ならば社会秩序は、その全ての構成員によって創られるものだからである。

その空の色

2011/04/13(水) 04:38:30 [短歌]

この空は今はヨウ素セシウムの色に塗られど常と変らず

【映画】ガーフィールド

2011/04/13(水) 02:07:14 [【映画】観映グゥ評]

 主人公のガーフィールドは、アメリカの郊外に住む中流の独身男性に飼われるふてぶてしいオレンジのデブネコ。そのガーフィールドがドタバタ喜劇をやったり、飼い主が連れて来た新しいペット(犬)に嫉妬したり、その犬をさらってひと儲けを企むテレビタレントをやっつけたりする話。
 伏線の張り方が上手い。ガーフィールドはCGだが、それ以外の出演動物は(多分?)リアル。その彼等が(犬、猫、鼠)が非常によく調教されている。飼い主の恋人の女性獣医が可愛い。ジェニファー・ラブ・ヒューイットという人らしい。

| HOME | Next Page »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。