鋭角の冬日

2014/01/31(金) 20:12:29 [【13-14】※現在工事中です]

鋭角に街に切り込む冬の日のその鋭さに、朝、立ち止まる

スポンサーサイト

月光のあるうちに月光の中を

2014/01/31(金) 15:48:20 [【13-14】※現在工事中です]

月光のまだあるうちに
月光の中を進めと言われたような



月光のまだあるうちに鯨にも似たあの駅へ辿り着かねば


見せつけられる

2014/01/31(金) 14:16:37 [【13-14】※現在工事中です]

北風の青さを見せつけられるだけ


高架化終了後の中央線の石柵

2014/01/31(金) 12:41:12 [【13-14】※現在工事中です]

 高架化工事が完了した武蔵境から国分寺までの中央線沿線で、再開発が進行している。中央線に並行して東西に走る車道や歩道も至る所が工事中だ。掘り起こされ、新しく舗装しなおされ、各種インフラを埋設される。経路を変えられ、街燈を整備され、街路樹を植えられる。工事終了後はその大部分がすっきりとした直線に姿を変える。
 けれども、工事現場であることを示すオレンジの柵の付近を良く見ると、石造の柵が未だに残されているのを目撃することがある。中央線がまだ地表を走っていた時代に、その敷地を守っていたものであろう。個人住宅に隣接している場合などは、撤去が進まないことも多いようだ。
 その正式名称を何と呼ぶのかは、私は知らない。いずれ無くなるものではあろうが、時代の趨勢に盲従してその全てを抹殺してしまうのは何だか忍びない。僅かな部分でも良いから「武蔵野遺産」とか「多摩遺産」とか名付けて、保存の対象に出来ないものだろうか?

【Ust】第2回メリーアンドリューラジオにて紹介して頂きました【ネットラジオ】

2014/01/29(水) 08:45:56 [お知らせ・近況報告]

詩友・メリーアンドリュー氏がUstream上にて企画・発信されているネットラジオ番組
第2回「メリーアンドリューラジオ」にて、青条の著作と作品とが紹介されました。

http://merry-andrew.dreamlog.jp/archives/5178544.html

この放送では、私自身の経歴、活動内容を紹介して頂いた後、
私の第四詩文集『ちぃばす麻布ルート』から、
表題作である「ちぃばす麻布ルート」を選んで朗読されました。
この散文中に出て来る「駘蕩」という言葉が、アンドリューさんのお気に入りのようでした。

また、アンドリューさん自身の近況報告として、
1月17日に、青山のイベントスペース「月見ル君想フ」にて行われたオープンマイクイベント
「Gotham Night」の活動報告がありました。
(このイベントには青条も参加していました。)

アンドリューさんのこれからのスケジュールについてもお知らせがありました。
演劇、楽器演奏、電子書籍の出版など、
様々なジャンルの表現に意欲的に取り組まれるアンドリューさんの活動について、
是非、上記リンクのアンドリューさんのブログにて、ご確認下さい。

「メリーアンドリューラジオ」の第1回では、
アメリカの文学者、レイモンド・カーヴァーの詩が朗読されました。
第3回は、どんな作品が読まれるのでしょうか?
アンドリューさんの今後に期待です。

【神楽坂】OpenMic/wonder-words、Vol.16に参加して来ました【オープンマイク】

2014/01/20(月) 21:12:40 [お知らせ・近況報告]

神楽坂のカフェ、キイトス茶房さんにて、
2014.1.19に開催されたオープンマイクイベント、
OpenMic/wonder-words、Vol.16に参加して来ました。

青条は、新刊『夏と愛と』より、
「空気如きを読むぐらいなら」
「夢追う北風」
「アートであることを辞める」を朗読しました。

また、この日は二周目があったので、
ギルバート・ホワイト『セルボーンの博物誌』より
第二部第二十七信「蜂と自然児」を朗読してみました。


セルボーンの博物誌 (講談社学術文庫)セルボーンの博物誌 (講談社学術文庫)
(1992/03)
ギルバート ホワイト

商品詳細を見る



主催者の方々(rabbitfighterさん/しえろ文威さん)と、
私の未熟な朗読を聴いて下さった皆様に御礼を申し上げます。
また、この夜はrabbitfighterさんから、
「踊場の公衆電話」
「滅びない」(いずれも『夏と愛と』収録)をカバーして頂きました。
改めて御礼を申し上げます。


OpenMic/wonder-wordsのブログ
http://wonderwords.seesaa.net/

キイトス茶房さんのサイト
http://kiitosryo.blog46.fc2.com/

何だかいかにも詩人らしい

2014/01/20(月) 00:05:04 [【13-14】※現在工事中です]

世界の中心で愛を叫ぶのは、
何だかいかにも詩人らしいが、
世界の周縁でパンの耳を齧るのも、
何だかいかにも詩人らしい。

【青山】「GOTHAM NIGHT」に参加してきました【オープンマイク】

2014/01/19(日) 12:06:10 [お知らせ・近況報告]

2014年1月17日、
南青山のイベントスペース「月見ル君想フ」にて開催されたオープンマイクイベント
「GOTHAM NIGHT 愚かなる月下の饗宴」に参加してきました。

様々なパフォーマーの方がそれぞれに個性的なパフォーマンスをされていましたが、
私はいつも通り、新刊『夏と愛と』の中から自作を何点か朗読しました。

青山「月見ル君想フ」

当日の、私のメニューは以下です。

「アートであることを辞める」
「夢追う北風」
「冷たさに崩れる」
「遥かに地軸の涯てま◇で氷らせ◇ ◇◇」
「鰐と冬雨」

私の拙い朗読を聞いて下さった方々、また当日私の著作を買って下さった方に、
この場から御礼を申し上げます。


「月見ル君想フ」のサイトはこちらです。
↓↓↓↓↓
http://www.moonromantic.com/

現代用語の応用知識

2014/01/19(日) 11:52:16 [詩文・俳文]

 現代国語の成績は常に良かった。最初から良かった。何の努力も必要無かった。最上位者として君臨していた。大学受験における、絶対的なストロングポイントだった。センター試験如きは、満点を取るつもりでいた。
 現代用語の基礎知識なんて、私には今更必要無い。現代用語の応用知識を、そろそろ出して欲しいところだ。

フリクションボール

2014/01/17(金) 08:34:43 [【13-14】※現在工事中です]

 フリクションボールの筆跡は消しゴムでは消せないが、鉛筆の筆跡もまたフリクションボール後部ラバーの摩擦熱では消えない。
 フリクションボールの登場によって、ボールペンと鉛筆との関係性は、少し対等に近づいたと言えるのかも知れない。

乾くまで

2014/01/16(木) 01:50:55 [俳句]

髪乾くまで俳書読む秋の果て

詩が沈んでくる

2014/01/15(水) 21:14:39 [【13-14】※現在工事中です]

秋も終りだ。
空から詩が沈んでくる。

都バス 葛西→秋葉原

2014/01/15(水) 17:36:14 [【13-14】※現在工事中です]

 葛西駅の出口近くのガード下では、二人組の男性ミュージシャンが声を張り上げている。「ゆず以降」の男性デュオのテンプレートに、容貌も声質もどこまでも忠実に従っている。この時間は既に、地下鉄博物館は閉館している。
 秋葉原へ向かう都バスのバス停には列が出来ている。バスロータリーの、右隣からは京成バスが発着している。地域性を感じる。次の駅はもう千葉県だ。
 客層は様々だ。運転手が何かアナウンスをしているが、声が小さ過ぎて良く聞こえない。秋の夜の環七を北上していく。ドキュン風味の若い男がスマホで通話をしている。
 やがて左折して西進する。BIGAという聞き慣れない酒販店の看板が車窓に見えた。バス停を経るたびに、次第に、少しずつ人が増えて来る。稲荷神社前で降りる客が一人。宇喜田という、何だか戦国大名みたいな名前のバス停で、大勢乗り込んでくる。
 葛西橋東詰に到る。以前に、西葛西から亀戸へ向かう都バスに乗った時に、ここには一度来たことがある。
 夜の河を渡る。
 首都高の下をくぐる。
 下流の方向に渡されている東西線の架橋を見ると、我々と同じ方向へ向かって走っていた。その灯りが美しい。

 北進と西進とを繰り返して、東砂の辺りをジグザグに走行して行く。「亀高橋」というバス停名にも、やはり聞き覚えがある。隣に座っていた老人が何時の間にか居ないことに、白河の辺りで気付く。
 清澄白河駅前の直前で、都営地下鉄大江戸線との乗り換えについて車内放送がある。同駅で同じく乗換可能な、東京メトロ半蔵門線については、全く何も言及が無い。それでいいものだろうか。同バス停では沢山の人が乗り沢山の人が降り、乗客がほとんど入れ替わる。
 清洲橋の前で、大きなカーブを曲がる。車内放送が注意を呼びかける。隅田川をわたり、浜町に入る。聳え立つタワーマンションの下層階に入っているピーコックの角を左折して車体は何故か南へ進む。右折して水天宮前に停まる。
 車椅子の老人とその付添が乗車して来る。運転手は、車内前方の低床部分の座席に座っている客を立たせ、座席を折りたたんで車椅子のスペースを確保する。
 人形町の街の夜の賑わいの中を、ゆっくりと西へ進む。人形町三丁目。車の数も、信号も多いので少しずつしか進んで行かない。小伝馬町。日比谷線とほぼ同じルートだ。
 再び南下して、今度は神田駅前に停車したが、思ったほど人は降りない。山手線の内側に回り込み、須田町の次が終点の秋葉原だという。万世橋の脇を通って、中央線の高架下をくぐる。東に向かって、山手線の外側に出た後、左折して総武線の北側へ出る。鉄道高架が東西南北に走る秋葉原駅の第一象限、ヨドバシカメラの伽藍が見下ろす駅北東のバスロータリーがその終点だ。
 折り返しのバス停には、そこそこ長い人の列が出来ている。車椅子の客に対応するため、時間がかかる。普通の乗客が全て降りた後に、ノンステップバスの車体中央の出口に、携帯式のスロープを運転手がセッティングすると、車椅子の客とその付添とがおもむろに姿を現す。バスを待つ列の人々はただ静かに待っている。どこかの政治団体が演説をしている。

香りと肉と

2014/01/10(金) 12:56:06 [短歌]

秋の果て侘しいものか果物の香りと肉とに溺れる夜に

秋の果てにおいて

2014/01/10(金) 12:45:43 [自由詩]

秋の果てにおいて、
高架下に存在し続ける
存在を
僕は選んだ。

その新しい日影には、
夢や、
希望や、
野望や、
可能性があるのかもしれないと、
微かに思った。

どこまでも真直ぐに続く新しい暗がりは、
もしかしたら東京に残された、
数少ない本当のフロンティアなのかもしれないと、
ふと思った。

頭上を猛スピードで通過していくのは、
特急列車なのか
中央特快なのかは、
僕にはわからなかった。

【銀座】銀座モダンアート「Zine展4」に出展しています【書籍販売】

2014/01/10(金) 12:06:37 [お知らせ・近況報告]

銀座一丁目、奥野ビル6階のギャラリー「銀座モダンアート」にて開催中の
「Zine展4」に青条の著作を出展しています。


銀座モダンアートさんのサイトはこちらです。
↓↓↓↓↓↓
http://ginzamodernart.com/?p=5539

銀座モダンアートさんのツィッターはこちらです。
↓↓↓↓↓
https://twitter.com/ginzamodernart


【展示期間】
2014年1月9日(木)~2014年1月21日(火)
12:00~19:00(最終日は17時まで)
1/9〜1/14をpart1、1/16〜1/21をpart2とし、展示品の入れ替えを行います。



青条が今回出展しているのは、以下の三店です。
『夏と愛と』(新刊)
『福島の向日葵に捧げる歌』
『ちぃばす麻布ルート』

お近くにお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。
よろしくお願いします。

東京モノレールとゆりかもめの間

2014/01/06(月) 17:22:25 [【13-14】※現在工事中です]

 東京モノレールの、浜松町から天王洲アイル間の車窓には、その南西の海側を走るゆりかもめの姿が、存外に良く見える時間帯がある。浜松町を発車し、浜離宮庭園の上空を通過してから暫くの間は、群生する雑居ビルの隙間から垣間見るだけだが、レインボーブリッジを仰ぎ見る辺りに差し掛かると、視界が広く拓けその全容がほぼ見渡せる。ゆりかもめの乗車体験を晴れやかなものとしている最大の要素、あの芝浦側のループ構造の大きなカーブを、或いは登り或いは下って一周していく車両の姿を、タイミングが合えば目撃出来るだろう。東京湾岸の遠景の解放感が爽快さに華を添える。
 見る者はまた同時に見られる者でもあり、従ってゆりかもめの側からも、東京モノレールの姿を見ることは出来る。しかしながら、その印象はさほど強いものではない。竹芝や日の出の付近において、注意深い人間が北側の車窓を予め意識して観察していたら、建造物の隙間から、時折僅かに、その架線を視認出来る可能性があるという程度だ。ループ構造の勾配を走行中に北西の方向を探してみたら、あるいはモノレールの雄姿をもっと明確に観察出来るのかもしれないが、ほとんどの乗客はもっと存在感があって物珍しい景観、例えばレインボーブリッジ本体、海面を航行する屋形船やその他の船舶、円形のカーブとともに刻々と変化する方角そのものなどに視線を奪われてしまうだろう。
 建設された時代も、設計思想も大きく隔たっているが、港区のJR山手線駅を起点として、東京湾岸の埋立地に所在する種々の施設を結んで疾走する新交通システムというのが、この両者の共通点である。だが、その関係性は以上のように非対称的である。この非対称性は、両者の構造の差異にも由来している。ゆりかもめの架線の両側には、普通の鉄道を同じように柵が存在するのに対し、東京モノレールの窓には視界を遮るものが何も無い。窓の外に在る物は、側面も眼下も全てを景色として観賞することが出来る。
 こうして東京モノレールは、天王洲アイルや競馬場を経て流通センターに向かい、ゆりかもめは台場や船の科学館を経て国際展示場前に向かう。
 東京モノレールゆりかもめの関係性は、何かの象徴ではないかとふと思った。東京モノレール流通センターは「文学フリマ」略称文フリの会場であり、国際展示場は言うまでも無く「コミックマーケット」略称コミケの会場である。
 東京モノレールの側からはゆりかもめが良く見えるように、文フリ側はコミケの動向を意識している。一方、ゆりかもめ側からは東京モノレールがさほど見えないように、コミケ側は文フリをほとんど気にしていない。それでも、両者は元々似た所から族生したイベントであり、守備範囲にも重なる部分がある。東京モノレールとゆりかもめとに、やはり何処か似た所があるように。
 文フリに向かう人々と、コミケに向かう人々との岐路は、どこにあったのだろう。両者とも、思春期という時代、学校という社会においては類似した自我や実存の所有者だったのではないか? それとも、新橋と浜松町が隣接しながらも最初から異なる二つの駅であるように、この二種の人々も、どこか似ているけれども最初から異なる存在だったのだろうか? もちろん、現代は創作活動においてボーダーレス化が進展した時代でもあるので、両方に足を運ぶ、もしくは出展するという人も少なくないだろうけど……。
 今、僕は、とりあえず文フリに向かっている。カートを曳いた乗客の過半は、もちろん羽田空港の利用者で、普段から別に珍しくもないだろうけど、今日に限ってはその中に旅行道具ではなく自著を詰め込んだ人々が何割か混ざっている。鉄道会社に特別ダイヤを組ませるほどの勢力では、まだない。知人のブースの手伝いだが、自著も頑張って売りたい。

姑息な冬将軍

2014/01/03(金) 23:05:43 [【12-13】オレンジをアップデート]

雹に見せかけた乾燥剤をこの冬は降らせてやるっ!

結論を求めるな

2014/01/02(木) 22:56:31 [【12-13】オレンジをアップデート]

結論を求めるな。
浅いよ。
詩の読み方はそうじゃない。

私は、事象そのものの美しさや神秘さを、
淡々と描写するタイプの詩人だ。

っていうか、詩ってそもそもそういうものじゃないの?

結論がある話題の時は、
一番最初にそれを言います。

【江古田】「中庭ノ空」に『夏と愛と』を置いてもらいました【書籍販売】

2014/01/02(木) 20:59:17 [お知らせ・近況報告]

西武池袋線江古田駅南、
千川通りを池袋方面に歩いた沿道にあるポエムカフェ、
「中庭ノ空」さんに新刊『夏と愛と』を置いていただきました。

同店内には多くの詩集・詩文学関連書籍が常備されています。
(私の旧作『ちぃばす麻布ルート』『福島の向日葵に捧げる歌』も置いて頂いています。)

また、様々な文化的・アート的イベントが
定期・不定期問わず開催されており、
表現・創作活動に興味がある人にとっては、
有益な出会い、情報交換が期待できる場でもあります。
練馬区東側の街歩きの拠点としてもお勧めです。

常に隅々まで掃除と整理整頓が行き届いた
「清潔で、明るい場所」中庭ノ空さんのサイトはこちらです。
↓↓↓
http://nakaniwanosora.web.fc2.com/

ネクタイと抽象絵画

2014/01/02(木) 09:52:40 [エッセイ]

 抽象絵画の価値を全く認めない人間でも、自身のネクタイを選ぶ際には、どんなに安い売場であっても、自分なりの審美眼や美意識を最大限に発動する。そうしてその中から、自身の価値判断において最も好ましい一本または数本をレジに持っていく。
 美的感覚、美を愛好する心は、おそらく全人類の中に普遍的に備わっていて、抽象の美を理解する能力もまた、全ての人の中に最初から存在している。ただ、現代美術という一つの閉ざされたギョーカイの中で肯定されている作品群に、人々の中の眠れる美的希求に応答する能力がどこまであるのかは良く知らない。

| HOME |