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ミッドタウン路上の色紙売り

2010/10/22(金) 00:08:55 [詩文・俳文]

 ヒルズやミッドタウンといった一連の再開発に伴って、ここ十年ぐらいで六本木近辺には美術館が幾つか新しく登場した。しかし六本木がアートの街を僭称することには、今もって私は違和感を覚え続けている。この街にあるのは表現の追求としての芸術作品というより、コミュニケーションツールとしての情報を表示する物体ではないかと感じられてしまうからだ。つまり、それを共通の話題にすることによって、教養ある金持ちとしての自身を再確認し、他者にアピールするためのアイコン。ウェブレン財あるいはゾンバルト財の一種。
 まあどんな作品にも、多かれ少なかれそのような性質は宿っているのかもしれないが、この街に持ち込まれると、その部分だけが突出して強調されてしまうように思える。この空間には特有の変なオーラがある。ドンペリがホストクラブに持ち込まれることによってその本来の味を失ってしまうような……。

 ミッドタウンから六本木交差点へ出る路上で、芸術家っぽい男が原色の絵が描かれた色紙を並べている。
 ここにアートがあるなと思う。

 この街を撹乱せよ。
 内部から侵食せよ。
 セレブ気取りを張り倒せ。
 高層ビルから引き摺り下ろせ。

 この三連休の直前にミッドタウン内に開店したユニクロでは、既にヒートテックの特売を行っている。
 何がセレブなのかわからない。
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