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【ゲーム批評】大神伝(カプコン・ニンテンドーDS)

2010/11/18(木) 23:57:42 [未分類]

 カプコンのアクションアドベンチャーゲーム。ハートの器の代わりに「太陽器」、MPの代わりに「墨ひょうたん」と、システムの根幹はやはりゼルダシリーズに似ている。ゼルダシリーズにおける様々なアイテム(爆弾や弓矢、フックショットなど)の代わりに、本作の世界ではタッチペンで図形を描くこと(筆しらべ)で様々な効果や動作が可能になる。カプコンは一時期ゲームボーイのゼルダの何作かを、任天堂と共同で作っていたが、その時に吸収したノウハウが生かされているのだろうか?
 ただストーリー構成には、一応のメリハリをつけようという工夫が感じられる。ゼルダでは「ダンジョンに挑戦→新アイテム発見→新アイテムでボス撃破→ハートの器入手」という作業手順が完全に定番となっているが、本作の構成は必ずしもそうなっていない。ただその代わり、新しい筆しらべ能力の獲得があまりにも唐突で、ストーリー上何の脈絡もないものになってしまっているのだが。
 複数種類ある回復アイテムを、それぞれ99個まで持てる。よって難易度はかなり低目。よほど油断しない限り、まず死ぬことは無い。

 昔のカプコン作品と類似していると、私が考える部分を以下に挙げる。
 1.敵キャラのヒットポイントがゲージで目視できる。これはロックマンシリーズのボスじゃないか? 敵のヒットポイントを削られる様子が見えることによって、ある種の射幸心というか、よし当ててやろうというやる気を起こさせる。
 2.3D視点の切り替えが恣意的。バイオハザードシリーズ。これはあまり好ましくない。操作性に難があることとアクション自体の難易度は別物である。
 3.ワイヤーアクション。『ヒットラーの復活』。懐かしい。

 特筆すべきはビジュアルイメージ、グラフィック面での新しさ。輪郭が太目の、独特のタッチで描かれたキャラクター、リアリズムでもパステルカラーでも無く、そこはかとなく和風を感じさせる風景のいずれも、新しい独自の世界観を提示することに成功している。主人公の犬、つまり横長のキャラクターが背中に背負った武器(鏡とか剣とか)を飛ばして敵に斬りつけるという絵が、そもそも新しい。
 日本神話や昔話、古典文学、歴史上の人物がごちゃまぜになって登場する(中ボスが菅原道真)物語世界は嫌いではない。(こういうのを「ポストモダン」とかって称していいのだろうか?) 少なくとも桃伝よりはメリハリがあって面白い。

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