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道玄坂の夜は迷宮

2011/04/17(日) 03:00:43 [詩文・俳文]

道玄坂の夜は迷宮。
何度も行ったあの店に
何時までたっても辿り着けない。
坂と路地とが絡まりあって、
方向感覚狂わせる。

道玄坂の夜は迷宮。
男と女とすれ違う。
一刻も早く獣に戻って、
相姦い(まぐわい)合いたい
二匹の速足。

そのヒールの音が、とても耳障りだ。

道玄坂の夜は迷宮。
またカップルとすれ違う。
女の顔をちらりと覗く。
何だ、大して、可愛くもない。

この豚骨ラーメン屋の角を曲がるのも、もう何度目だろうか?

道玄坂の夜は迷宮。
見覚えのある大きな地蔵。

以前読んだルポルタージュによると、
この地蔵の周辺は、かつて東京電力のキャリアOLが、
帰宅後に売春を行っていたスポットらしい。
慶應卒のそのOLは、お客の誰かに殺されて、
容疑者だったネパール人は、一体どこで何をしている。

禍禍しい街だ。

春の夜風はまだまだ冷たい。

原発事故の支援のために
日本に呼ばれたフランス企業の、
CEOは女の人だ。

そんなことはどうだっていいだろう。

ああ、詩の朗読会に遅刻してしまう。
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