スポンサーサイト

--/--/--(--) --:--:-- [スポンサー広告]

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

串田孫一「詩について」より2

2011/06/13(月) 23:21:20 [引用▼日本]

 

……それは他人のために仕事をするのではない。また他人がどう感じてくれるということを期待するものでもない。読者はそこに表現されたものを受け取った時に作者を忘れる。少なくともしばらくの間は忘れてしまう。そして、自分の中に何かが起るのを感じ、それを見護っているうちに、時には快い状態が作られたり、時には悲しみの深い谷が目の前におち込んでいるような想いにさそわれたりする。それが、読者一人でいる時には自ら創り得なかったものを、詩人によって与えられたのであれば、その詩人の役目は果たされたことになる。だからそれは強要ではなく、めいめいの人間に解放を与える一つの自由な庭に案内することだと思う。

スポンサーサイト

Comment

Post Comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

トラックバックURLはこちら
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。