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大手拓次「法性のみち」より

2011/09/12(月) 06:50:28 [引用▼日本]

わたしはきものをぬぎ、
じゆばんをぬいで、
りんごの実のようなはだかになつて、
ひたすらに法性のみちをもとめる。
わたしをわらふあざけりのこえ、
わたしをわらふそしりのこえ、
それはみなてる日にむされたうじむしのこえである。
わたしのからだはほがらかにあけぼのへはしる。
わたしのあるいてゆく路のくさは
ひとつひとつをとめとなり、
手をのべてはわたしの足をだき、
唇をだしてはわたしの膝をなめる。
すずしくさびしい野辺のくさは、
うつくしいをとめとなつて豊麗なからだをわたしのまへにさしのべる。
わたしの青春はけものとなつてもえる。

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