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不味さの蘇生(ザオリク)

2012/03/17(土) 21:09:49 [詩文・俳文]

 一晩中激しく咳き込んで、眠れたのか眠れなかったのか自分でも良く分からないままに家を出る。
 白手袋の、おそらくはアルバイトか臨時職員かと思われる駅員に押されてねじ込まれたのは満員電車なのか棺桶なのか、今の自分は生きているのかいないのかすら良く分からなくなる。
 終点駅のエキナカの立ち食いソバの、人間性の根本を侮辱するほどに徹底した不味さに激しい怒りを覚え、殺意と共に自身が今ここに生きているという認識を強固な確信のもとに取り戻す。
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