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たかがジュンク堂ごときが、

2012/05/14(月) 06:53:05 [【11-12】夏と愛と]

 たかがジュンク堂ごときが消滅したところで、その街の文化レベルが著しく下がったり上がったりするというようなことは別に無い。たかがジュンク堂ごときにそこまでの影響力など最初からありはしない。また書籍購入の利便性においても、至近距離に紀伊国屋本店があるので、特段に困るということも無い。その閉店に際して店員達が大々的なブックフェアを自主的に企画立案して、店内が活気づいていると一部報道では美談扱いにされているが、むしろ日常時からそのような営業努力を行っていなかった怠慢を嘲うべきである。
 新宿駅東側の書店事情について憂慮されるべきは、むしろ古書店の不在である。この点では、数年前の、新宿二丁目のブックマートの閉店の方が影響が大きい。以降、新宿駅東口からの徒歩圏には新古書店が一店舗も存在していないのではないか? この点において新宿は、池袋や渋谷にすら遅れをとっている。靖国通りブックオフはさすがに遠すぎる。新宿を最寄り駅という事は出来ず、新宿三丁目からでも遥かに東に遠い。
 また、南口の甲州街道ガード下をくぐった路地には、かつて『畸人堂』という、これは昔ながらの街の古本屋が存在したが、やはり無くなってしまった。その消滅時に、それなりに淋しく思って詠んだ一句が、私の最初の詩集に収録されている。今から見ると詩作品としての出来はともかく、時の記録として活字上にその名を留めておいたのは良かったことのように思う。
 ジュンク堂などどうでも良い。新宿の街の東側のどこかに、どんな店舗であれ古書店が新生することを強く望みたい。
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