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ストリートミュージシャンの社会階層

2012/05/16(水) 23:27:41 [【11-12】夏と愛と]

 私が思い浮かべる男性ストリートミュージシャンの成功モデルは未だにゆずで、女性ストリートミュージシャンの成功モデルはアンジェラ・アキだ。後者のサンプルにはようやく最近奥華子が追加されたが、男性ストリートミュージシャン=ギタリスト、女性ストリートミュージシャン=キーボーダーというイメージの大枠は変わっていない。
 キーボードを弾きこなせるというのは、それだけで中流以上の家庭に生まれ、それなりの教育を受けて育ったことの証明のような気がする。少なくとも、子供にピアノもしくはエレクトーンもしくはその他を習わせる程度の教育投資を行いうる環境において自己を形成したことの、反映であると思える。もちろん、それらの鍵盤楽器を常置しうるだけの広さを持つ住環境にも恵まれていたのだろう。
 他方、ギターを弾けることは、特にその演奏者の社会階層を現してはいない。別にドキュンであっても、女の子にモテタイという一心で必死に努力を続ければ、弾けるようになるのではないかと思える。家柄の良い少年は、むしろもっとクラシック寄りの楽器を嗜んでいるような気もする。
 他のジャンルのことは知らないが、ポピュラー音楽というジャンルにおいては、女性ミュージシャンに期待される役割・属性と、男性ミュージシャンに期待されるそれとは、無意識のうちにかなり明確に区分されているのではないか。すなわち、女性は端正なお嬢様、男性はワイルドな成り上がりであること。彼等彼女等の指が、路傍においてそれぞれの楽器でコードを奏でる時、彼等彼女等の属する業界の文化規範(コード)もまた街に向かって再生産されている。
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