視界の及ぶ限りどこまでも延々と連なるロードサイド型ショップに、同じく連なる車列。(この並びにブックオフが無いことが不思議でならない。)その圧倒的な質量に全身から力が抜け、思わず座り込みそうになった。現代日本人の物欲だけが抽出されそのまま現前し具象化した風景の圧力に対して、いかなる言論も無力なのではないかと思わされた。
後になって、そのロードサイドの一軒である「かつや」で食事をした。会計の時に「国道254線」以外にも、この道路には「~~街道」とか「○○通り」とかいうような通称はないのかと店員の女の子に尋ねると、親切にもわざわざ道路地図を持ち出して調べてくれた。結局そういった呼称は特に見つからないとのことだった。この店で今日食べたエビフライ丼はフツーに美味かった。次回から使える割引券も貰った。
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