スポンサーサイト

--/--/--(--) --:--:-- [スポンサー広告]

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マリファナ如きが酒に勝てるわけがない

2013/01/07(月) 01:36:03 [エッセイ]

 デンプンを糖化した上で醗酵させてアルコールを作るか、もしくは直接糖分を醗酵させてアルコールにするか、いずれかの工程を経て人は酒を手に入れる。世界のどの地域であれ、その根本にある化学反応は変わらないが、原料となる植物・穀物はもちろん単一ではない。米・麦・芋・葡萄・サトウキビ・蜂蜜・・・・・・。純粋に自然科学的に見れば、デンプンもしくは糖分を含む食物なら全てがアルコールの原料になりうると言えるが、通常はその土地で最も栽培に適した栽培植物が選択され、歴史的・文化的に定着している。アルコールの歴史は地域の食文化・農耕・栽培植物の歴史と一体であり、風土と歳月と膨大な試行錯誤とを背負って現在まで存在している。
 麻薬の中でも、マリファナ大麻はその毒性が少ないほうだという。生理学的・医学的に見れば、むしろ酒よりはその毒性は小さい方だという。社会に与える影響においても、酒による酩酊が原因の飲酒運転や暴力や転倒事故より、マリファナがもたらす同種の悪影響の方が、実は小さいのではないかという予測もあるという。
 そのような見解を反映してか、先進国の一部では条件付でマリファナの使用が許可されている場所がある。最近新しく、アメリカの一部の地域でも解禁され話題となった。
 けれどもその快楽性はともかく、その祝祭性については、結局マリファナは酒には全く及ばない気がする。マリファナは生物の大脳を刺激し、一時的に高い快楽を与えてくれるかもしれないが、酒を呑む時に人は栽培植物の歴史を自らの一部としているのだ。
 
スポンサーサイト

Comment

Post Comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

トラックバックURLはこちら
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。