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頼山陽「華臍魚を食ふ歌」

2013/02/18(月) 14:56:35 [漢詩漢文の勉強]

魚有り 魚有り 華臍と名づく
美なる哉 其の名 誰の題する所ぞ
蟹団 麝香 誇り得ず
味は圧す 玉膾と金韲と
京城 天寒くして 価は璧の如く
故人 雋を獲てザン客を会す
爐は紅に 鼎は沸きて 塩豉を下し
銀板新たに堆し 臘雪の白
雪片 鼎に堕ちて揺らぎ未だ消えざるに
すみやかに嚼めば 歯間 瓊液鳴る
肝は黄酥の如く 膚は紫菌
遍体 華腴 名の允なるを知る
聞く 汝は口をあけて食の来るを待つと
憐れむ可し 翻りて我が脣吻に到るを
葱を切り 橙をさきて 精神を助け
頓に覚ゆ 四肢に春温を回らすを
咲ふ 他の世人の河豚を嗜むを
脆美 真を乱すこと郷原の如し
嗚呼 汝 豈に渠と陰狠を同じうせんや
外は醜獰と雖も内は純融
口に蜜あり 腹に剣あるは李林甫
何如ぞ 吾が嫵媚たる魏鄭公を見るに



華臍魚:アンコウのこと
蟹団:蟹とすっぽん。美味いもの例え。
黄酥:クリーム
紫菌:紫のキノコ(きくらげ?)
遍体華腴:全体が美味で豊かである。

アンコウの旨さを延々と称賛する頼山陽の漢詩。
山陽はアンコウとフグを比較して、アンコウに軍配を挙げている。
この時代から、鍋の薬味に柑橘類を使っていることが、
「橙をさきて~」のセンテンスからわかる。
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