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ヴァレリー「海辺の墓地」より

2013/07/15(月) 18:23:39 [引用▼海外]

……
シャベルの投げし幾杯の重量の下に、
土となり、われらが足を見分けざる、
遠つ祖ら、住み手なき髑髏のむれよ、
否みえぬ蛆虫、真の毀傷者は、
墓穴に眠る卿らに関わりあらず、
生をこそ餌となし、われらを去らぬなれ。

恐らく、愛か、おのれへの憎しみなるか、
秘かなる歯は、いとわれに近ければ
いかなる名もて呼ばふとも、これに相応はむ。
ままよ、そは、見、欲し、夢み、触るるなり。
そはわが肉をよろこべば、臥所にあるも
なほわれは、この生きものの奴隷なり。

…中略…

否、否、……起てよ、継起する時代のなかに。
砕け、わが身、かかる思考の形態を。



斎藤『近代フランス詩集』より
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