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北野の謎

2013/08/07(水) 02:27:32 [【12-13】オレンジをアップデート]

 千歳烏山仙川の遥か北、世田谷区調布市三鷹市との市区境が複雑に入り組んだ一帯は、なかなかの辺境だ。その三鷹市側の地名は、北野という。
 その、三鷹市北野の中でも最も外れにある小さな公園で、同市の移動図書館がひっそりと開館している。車体は小さなマイクロバス、蔵書検索システムはごく普通のノートパソコン。来館者は老人が多いのは、やはり平日だからか? 書棚を見た限りでは、大して面白くもなさそうなベストセラーばかりが並んでいる。
 それでも、このような公的な賑わいがこの場所を選んで立てられるのには、何か然るべき理由があるのだろう。

三鷹市北野の移動図書館


 自転車で現れた男性が、公園脇に立つ参院選候補者の看板に、山本太郎のポスターを貼って去っていく。
 この北野という場所は、路線バスの結節点でもある。中央自動車道の高架下にある小さなバスターミナルからは、三鷹や吉祥寺に向かう小田急バスと、京王の千歳烏山や芦花公園を経由して遠回りに荻窪に向かう関東バスとが発進する。何故この場所なのか、全くの謎である。
 中央自動車道の周辺には、緑地、畑、林がかなり残っている。竹林の中の一軒家の上空を、夥しい数のムクドリが、例の不気味な声で鳴きながら飛び交う。ここは調布市も至近である。ゲゲゲの鬼太郎の作者である水木しげるにインスピレーションを与えたのも、或いはこのような、開発以前の武蔵野の風景であったのかもしれない。
 現代風の一戸建てとトウモロコシ畑とが混在する住宅地の一隅で、野菜の自動販売機を見つける。私は何も買わなかったが、後に同僚が報告する所によると、百円で売っていたプラムは酸っぱ過ぎて喉の渇きを潤さなかったそうだ。

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