南北バスすぎ丸 下高井戸→浜田山駅南

2013/10/09(水) 13:09:20 [【12-13】オレンジをアップデート]

 下高井戸駅北側の、甲州街道沿いのお好み焼き屋前のバス停に停車している。夕立は上がっている。まず家族連れが、次いで老人や年齢の高い母娘連れが乗り込んでくる。発車時刻にはまだ少し時間がある。車内のラックに刺さっている杉並区報が、参議院選挙を周知している。
 18時30分50秒にドアが閉まった。甲州街道をそのまま西進する。すぐに次のバス停に停まる。コミュニティバスとはいえ、さすがに近過ぎる気がする。
 交番前、下町(トヨタネッツ前)とバスは走る。普通のロードサイドの風景だ。桜上水駅前で、結構な数の人が降りる。
 誰も乗り降りしない上北沢入口で、車体は一度右折する。もう一度右折してUターンを行い、甲州街道を今までとは逆に、東に向かって走って行く。左折して、バスはいよいよ北上を開始する。幹線道路から一転して、すごい狭い路地だ。
 庚申堂。このバス停で、時間調整のためしばらく停車するという。本当に、そうだと思う。それ以外の深い意味など、特に無いと思う。近世の民俗学的世界の残滓が、雨上がりの夏の夕刻においていささかの超自然的な力を発揮したが故に、電気自動車の機構が金縛りに遇ってしまったというようなことは、あり得ないと思う。だから心配なのは、こんな狭い路地で停車してしまって、後続の車や人の通行を妨害にならないか、ただそれだけである。
 各バス停で、人々はそれぞれ乗ったり降りたりしている。塚山公園を過ぎて神田川を渡り、柏ノ宮公園下高井戸から乗っていた母娘が降車する。道の両側は何時の間にかマンションばかりで、少しずつ店舗が増えたと思うと左折して、あっけなく終点に到る。浜田山公園前の小さなバスターミナルに着いたのは18時48分。井の頭線の急行が踏切を疾走していく。
 
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