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尻無し川のような詩

2014/07/11(金) 16:32:31 [【13-14】※現在工事中です]

 万年雪を戴くヒマラヤ山脈の水源から中央アジアの砂漠に注ぎ、どこに辿りつくことも無く消えてしまう川がある。多くの場合、ペルシア語やその他の言語による、雅やかな名前が付けられている。
 その川の存在は、無意味で虚しいものではない。
 砂に消えた水量は地下水脈として大地のどこかを流れ続け、いつか、どこかのオアシスを潤すことになる。
 大気に蒸発した水量は雲の種子として大空のどこかを漂い続け、いつか、どこかで再び雨になる。
 世界に向かって私が放つ言葉達も、その川の水の分子のようなものだと、せめて思いたい。
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