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文選「海賦」より(木華)

2017/04/03(月) 00:16:05 [漢詩漢文の勉強]

将た世の収むる所の者は常に聞くも、未だ名づけざる所の者は無きが若し。且つ希世の聞く所、いずくんぞ其の名を審らかにせん。故に其の色を彷像し、その形を靉き(雲気)すべし。



一体、海から取り出された物については、良く知られているが、取り出されもせず、名もつけられていない物については、無数にあるにもかかわらず、存在しないかのようである。それに、めったに耳にできないような海の異物の名前など、どうしてはっきり定められようか。だから、そのような物については、その様子や形態を、あいまいに表現しておくしかないのである。

※無限に広大な世界のごく一部しか、人間の知性は把握することは出来ない。古代中国の知識人の、世界に対する謙虚さ。
この謙虚さは、宗教的なイデオロギー体系から演繹的に齎されたものではなく、現実の観察から経験的に得られたものであることに留意。→自然科学者にどこか近い。
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