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【映画】ワイルド・ワイルド・ウエスト

2008/09/06(土) 00:33:02 [【映画】観映グゥ評]

南北戦争時代のアメリカに、
スチームパンク風味を振りかけたアクション映画。
タイトルテーマは有名で、しばしば耳にする。
ヘンチクリンなギミックのメカがたくさん登場するのは◎。

ウィル・スミスが演じる黒人の軍人がジェームス・ボンド風の
プレイボーイ的「正統派」主人公で、
そのパートナーの白人警察官が
妙な発明品を次々と繰り出すマッド・サイエンティストの設定。
また、敵役の旧南軍残党の車椅子男も、
同じく変なメカを多用する発明家。

アメリカはマッチョな軍人と落ちこぼれのレイシストとデブの国
(そしてその事を隠蔽するために、とってつけたように黒人ヒーローを設定する)だが、
また同時に、エジソンやライト兄弟からビル・ゲイツに至るまでの
発明家の国でもある。
映画としての出来はともかく、
大衆文化におけるサイエンティストの描かれ方という点から
分析する価値がある作品だと思うがどうか。

また旧南軍がフランスやスペインの貴族とタッグを組んで
アメリカの分割を図るという設定にも、
アメリカがヨーロッパに対して抱く潜在的な敵意や恐怖が
無意識のうちに現れているように思える。

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